Googleの社員でも、分からないことがあったら“ググる”のだろうか?(フロントロウ編集部)

Googleの社員はググるのか

 福利厚生や労働環境が良いとして有名な超巨大テック企業のGoogle。選ばれた人しか入れないGoogleで働く日々とはどんなものなのかと気になる人は多く、その声に応えて、海外のGoogleで働くという人物が、米掲示板サイトRedditの質問コーナーに参加したことがある。

 多くの質問は、どの学問を専攻すべきか、どうしたらGoogleで働けるのかといったものや、ソフトウエアエンジニアリングについてのもの、Googleに勤務している感想などを求めるものだったが、なかにはクスっときてしまうものも。

 あるユーザーは、じつは多くの人が聞いてみたかったであろう質問を投稿した。

 「仕事のおける問題をググって解決しますか?」

 そして回答者の答えは…?

 「驚くべき数(の問題)をね。怖くもあります(笑)」

 社員たちは、自分たちが開発・運営しているGoogleを、自信をもって使っている! インターネットで検索することは“ググる”と言われるようになったほど、世界中の人にGoogleは利用されている。それは社員たちであっても同じようだが、社員だからこそ少し怖くもなってしまうよう。

 さらに、他のユーザーからは、「“一般”にあるグーグルの代わりに、グーグルの社員が答えを探せるインターネットはあるんですか?」という、少し踏み込んだ質問もあがった。

画像: Googleの社員はググるのか

 それに対して回答者は、「(グーグルの社員が)検索のために使えるインターネットはありますが、他の企業と大きな違いはありません。私たちは“一般”のグーグルをいつも使っていますよ」と、便利なGoogleを多くの人と同じように使っていることを明かした。

 また、「グーグルの社員が使えないグーグルのサービスはあるんですか?」という疑問には、「私が知る限りではありません」との答えだった。

Googleは“ググる”と動詞活用されるのを嫌がっている?

 ちなみに、日本語では“ググる”、英語では“google”と、その名前には動詞の意味もあるGoogle。そこまでの認知度を誇ることは最高の気分かと思いきや、“商標弁護士”にとっては悩ましいことだそう。

 Googleの商標弁護士は2006年に、「Googleは、Google Inc.およびGoogleの検索技術やサービスを識別する商標」であり、インターネットユーザーたちに、「Googleという言葉は、Google Inc.および Google のサービスを指す場合にのみ使用してください」とお願いしたことすらあるのだ。

 日本のスラングでは“ググる”と言われており、グーグルという単語が動詞にはなっていないため、問題はなさそうだが、本国では意外な苦労もあるよう。

(フロントロウ編集部)

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