ルイ・ヴィトンとナイキのエアフォース1が4,000万円で落札
人気スニーカーとなれば、偽物が流出するのは当たり前の世の中。精巧につくられたものから、少し雑なものまで偽物にもランクがあるが、よほどのスニーカーマニアでないと気づかないことの方が多い。
スニーカーブームがまだまだ終わりを見せないなか、今回新たな偽物スニーカーが出回ることに。
そのスニーカーは、2021年11月に心臓血管肉腫というがんでこの世を去ったヴァージル・アブローが、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)の2022年春夏メンズコレクションとして発表したナイキ(Nike)とのコラボスニーカーのエアフォース1。
こちらは200足限定でオークションに出品されており、ロットナンバー1に関しては4,057万円(35万2,800ドル)という桁違いの金額で落札された。他のものも1,150万円(10万ドル)前後で落札されるなど、普通の人じゃ手が出せない金額で取引されていた。
このエアフォース1は、まだ完全に生産されておらず、オークションで落札された人の手にもわたっていない状態。そのため、現在世に出回っているのは、99%偽物だという。Paul Gという人物
は、偽物が出回っていることに警鐘を鳴らしており、自身のインスタグラムのストーリーズで偽物のエアフォース1を公開。
一見本物に見えるかもしれないが、本物と比べるとシュータンが短い。さらにソール部分の「AIR」という文字の大きさの違いや、本物にはスウィッシュの上に本来文字がデザインされているがそれもなく、靴紐も全く違う。
しかし、今回公開されたルイ・ヴィトンとナイキがコラボしたエアフォース1の偽物はごく一部。なかにはかなり精巧に作られているものもあるだろう。とは言え、なんといってもまだ正規品は発売されていないので、騙されないようご注意を。(フロントロウ編集部)