ウィル・スミスにデンゼル・ワシントンら俳優仲間が声をかける
現地時間3月27日に開催されたアカデミー賞授賞式で俳優のウィル・スミスが“ビンタ事件”を起こしたあと、俳優仲間たちが彼のもとに駆け寄って慰めていたことがわかった。
ご存じの方も多いと思うが、今回の授賞式でプレゼンターとして登場したコメディアンのクリス・ロックが、ウィルの妻で脱毛症に悩むジェイダ・ピンケット・スミスの坊主頭をジョークするひと幕があり、そのことに激怒したウィルが、突如、壇上にあがってクリスをビンタするという事件が起きた。それでもなおウィルの怒りは収まらず、Fワードと呼ばれる放送禁止用語を使ってクリスを罵り、アメリカではその瞬間だけ無音で放送された。
会場にいた米Varietyの記者によると、ウィルがクリスを殴った時点ではほとんどの人がそういう演出だと思っていたが、ウィルが放送禁止用語を使ってクリスを罵倒したあたりでこれは「マジなやつだ」と悟ったという。この記者いわく、事件後、ウィルとジェイダはずっと手を繋いでいたそうで、CM休憩のたびにパブリシスト(広報担当者)がウィルのもとに駆け寄り、彼と話をしていたとのこと。
また、ビンタ事件の直後、俳優仲間たちがウィルを慰める場面もあったという。事件のあと、CM休憩の際にウィルのもとに駆けつけた人たちで確認できたのは、ブラッドリー・クーパー、タイラー・ペリー、ニコール・キッドマンそしてデンゼル・ワシントンの4人。
ブラッドリー・クーパー
タイラー・ペリー
ニコール・キッドマン
Now Nicole Kidman is giving Will Smith a hug and she reaches over and says something to Jada. #Oscars pic.twitter.com/v5R335SwzR
— Ramin Setoodeh (@RaminSetoodeh) March 28, 2022
デンゼル・ワシントン
ちなみに、ウィルは映画『ドリームプラン』で主演男優賞を受賞した際のスピーチで、このときデンゼルから「人生の頂点にいるときこと気を付けろ。そういうときに悪魔はやってくるものだ」と言われたことを明かしている。(フロントロウ編集部)