YITTYが4月12日からローンチ
シンガー、俳優、モデルの間でコスメブランドや飲料ブランドの“副業”に手を出しているセレブが多いなか、サードアルバム『CUZ I LOVE YOU(コズ・アイ・ラヴ・ユー)』でグラミー賞の3部門を受賞するなど大ブレイクを果たしたリゾが、副業としてシェイプウェア(補正下着)のブランドを立ち上げ。
リゾは約5年前からシェイプウェアブランドを立ち上げたいと思っていたそうで、今回ついにその夢が叶うこととなった。
今回リゾが立ち上げたシェイプウェアブランドの名前は、リゾの幼少期のあだ名である「YITTY」。YITTYはケイト・ハドソンが共同設立した、アクティブ・ライフ・ウェアブランドであるファブレティックス(Fabletics)の親会社、ファブレティックス・インクと共同で制作されたものとなっている。
補正下着に苦い経験があったリゾ
リゾは中学生の頃から自分の体を少しでも細く見せるためにガードルをつけていたそうで、「一日の終わりにそれを脱ぐと、血は出るわ、(下着で)肌はすれるわで。私は中学1年生なのに!という感じでした」と、米Harper‘s Bazaarで振り返った。それからリゾは自分を愛するということを学んでからは、全く逆の方向へと歩き出し、「隠そうとするのをやめたブラジャーもパンティーもつけなくなった」と明かした。
リゾは、ボディ・ポジティブという言葉が商業化されているため、使いたくないと言っており、自分の体をノーマルなものにしたいため、ボディ・ノーマティブという言葉を使っている。今回YITTYもボディ・ノーマティブを大切にするブランドとなっており、「YITTYは単なるシェイプウェアではありません。自分の体を取り戻し、美の基準を再定義するチャンスなのです」とインスタグラムで語った。
YITTYはリゾがプロデュースということで、プラスサイズのアイテムが豊富でS~6Xで展開。
シェイプウェアのイメージを覆す鮮やかな色展開
また、シェイプウェアの下着という従来のイメージを覆したかったようで、「見えても恥ずかしくないものを作りたい。恥ずかしくないのですから。実際には、セクシーで開放的なものなのです。『シャツの下には鮮やかな青いブラやシェイプアップブラを身に着けてるんだから』という感じでシャツを脱げるようなね。クラブに行くにしても、仕事着を脱げば、その下には完璧なルックがあるような」と話した。
YITTYは4月12日にローンチすることとなっており、最初は3つのコレクションがオンラインストアに並ぶ。
ちなみに現在、補正下着ブランドの市場は盛り上がっており、アライドマーケットリサーチ社は世界の着圧・シェイプウェア市場は2030年までに69億5000万ドル規模になると予想している。(フロントロウ編集部)