ビヨンセがアカデミー賞授賞式のオープニングを飾る
映画の祭典であるアカデミー賞授賞式に、意外にも初ノミネートされたシンガーのビヨンセ。これまでビヨンセはグラミー賞を28回受賞しているものの、アカデミー賞には1度もノミネートされたことがなく、オスカー像は喉から手が出るほど欲しい存在だったが、残念ながら歌曲賞は、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌であるビリー・アイリッシュの「No Time To Die」が受賞した。
そんなビヨンセは、2022年のアカデミー賞授賞式のオープニングという重大なポジションを任された。
普通は会場となったドルビー・シアターでパフォーマンスを行なうが、ビヨンセはウワサどおり、テニスコートでパフォーマンス。このテニスコートは、ビヨンセが主題歌を務める『ドリームプラン』の題材となった、ヴィーナス・ウィリアムズとセリーナ・ウィリアムズ、そして彼女たちのコーチを務めた父リチャード・ウィリアムズが練習に励んだ、カリフォルニア州コンプトンのテニスコート。
映画にゆかりがある場所での収録という形でパフォーマンスを行なったのだが、ビヨンセが「Be Alive」をパフォーマンス中にスペシャルゲストが出演していたのに気づいた?
そのスペシャルゲストとは、ビヨンセと夫ジェイ・Zの第1子である、ブルー・アイヴィー。ブルー・アイヴィーはパフォーマンスの後半から登場しており、ビヨンセの前で他のダンサーと一緒にダンスをしていた。
あまりにも自然に参加していたため、ブルー・アイヴィーだと気づかなかった人が多かった。ブルー・アイヴィーは、シンガーとしてデビューはしているものの、パフォーマンスをしているところはまだ誰も見たことがなく、アカデミー賞という晴れの場でパフォーマンスデビューを果たした。(フロントロウ編集部)