ダニエル・ラドクリフが、第94回アカデミー賞授賞式でウィル・スミスがプレゼンターのクリス・ロックをビンタした騒動についてコメントした。(フロントロウ編集部)

セレブの間で意見が二分しているウィル・スミスのビンタ事件

 現地時間2022年3月27日(日本時間3月28日)に開催された第94回アカデミー賞授賞式で、受賞結果以上に大きな話題となった、俳優ウィル・スミスによるクリス・ロックへのビンタ事件。ウィルは、プレゼンターとして出席したクリスが、自身の妻ジェイダ・ピンケット・スミスの坊主姿についてジョークにしたことに腹を立て、クリスをビンタ。ジェイダの坊主ヘアは脱毛症に悩んだ末のものだったが、クリスがこのことを知っていたかは定かではない。

画像: セレブの間で意見が二分しているウィル・スミスのビンタ事件

 ウィルがクリスをビンタしたことについては、ニッキー・ミナージュやリアム・ペインがウィルの行動への理解を示した一方で、今年の主演男優賞を受賞した映画『ドリームプラン』でウィルが演じたことでも知られるリチャード・ウィリアムズやジム・キャリーがウィルの行動を批判するなど、セレブたちの間でもウィルの擁護派と批判派で分かれている

ダニエル・ラドクリフがウィル・スミスのビンタ事件に持論

 そうしたなか、今回、最新作『ザ・ロストシティ』の日本公開が6月24日に控えているダニエル・ラドクリフが、アメリカの朝の情報番組『グッドモーニング・アメリカ』に出演した際、キャスターからウィルとクリスの騒動について話を振られた。

画像: ダニエル・ラドクリフがウィル・スミスのビンタ事件に持論

 すると、ダニエルはウィルとクリスの騒動について「目にした」としつつも、「僕は既に、その一件についての人々の意見を聞くのに劇的にウンザリしているので」と、この一件についての話題を見聞きすることにウンザリしているとコメント。「それについて僕から意見を加えるつもりはありませんよ」と続けて、自身の見解を述べることを避けた。

 一方で、授賞式で自身をジョークにされた経験はあるかと訊かれると、「おそらくあります」とダニエル。映画『ハリー・ポッター』シリーズに主演して子役時代から活躍していた彼は、それが子供の時に経験したものだと思うとして、「子供の頃にそういうことに遭遇すると、それが自分も一緒に笑えるジョークなのか、自分がネタにされているかは分からないものです。なので、『とりあえず笑顔で笑っていよう。もうすぐ終わるかもしれないから』というモードに入ります」と続けた。

 ウィルのビンタ事件をめぐっては、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーからは正式に彼の行動を非難する声明が発表されている。(フロントロウ編集部)

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