オリヴィア・ロドリゴがグラミー賞のトロフィーを落とす
4月3日(日本時間4月4日)に米・ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催された第64回グラミー賞授賞式で、主要部門の最優秀新人賞を含む3部門を受賞した現在19歳のシンガーソングライターであるオリヴィア・ロドリゴ。
自身初のグラミー賞で主要4部門を含む7部門にノミネートされていたオリヴィアは、主要部門の最優秀新人賞と、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞し、3つのトロフィーを自宅に持ち帰ることに。
グラミー賞では、授賞式後に受賞者がプレスルームに集まり、トロフィーを持ってプレス用に写真撮影を行なうのが恒例となっているのだが、その写真撮影中に、オリヴィアにまさかの悲劇が!
初めて受賞したグラミー賞のトロフィーということで、まだ持ち慣れていないというのもあったのか、3つのトロフィーを一緒に持っていたオリヴィアは、途中でそのうちの1つを落とし、壊してしまった。
プレスルームでは、オリヴィアがトロフィーを落とした瞬間の、驚きとショックが入り混じっているような表情の写真が撮影されている。
彼女のチームは、落としてしまったトロフィーをその場で修復。オリヴィアが直したトロフィーを持って、撮影を再開した様子が米Varietyのツイッターで紹介されている。
#Grammy winner Olivia Rodrigo poses for photos with her trophies backstage (and drops one of them). https://t.co/rjX2S54hkr pic.twitter.com/UwON0TZa2w
— Variety (@Variety) April 4, 2022
憧れのテイラー・スウィフトもグラミー賞のトロフィーを落とした経験がある
10年以上にわたってグラミー賞を追っているファンであれば、オリヴィアがトロフィーの1つを落としてしまったこの光景に、“デジャヴ”を感じた方もいるかもしれない。
そう、実はオリヴィアが大ファンだと公言するテイラー・スウィフトも、トロフィーを落としてしまった経験が。オリヴィアは“母”と慕うほどテイラーのことが好きなのだが、そのテイラーも、2010年のグラミー賞授賞式後、プレスルームでトロフィーの1つを落としてしまったことがある。
当時のテイラーも今年のオリヴィアと同様、その時が初めてグラミー賞を受賞した時で、テイラーは主要部門の1つである最優秀アルバム賞と、最優秀女性カントリー・ボーカル・パフォーマンス賞、最優秀カントリー楽曲賞、最優秀カントリー・アルバム賞の4つの賞を受賞。プレスルームでの記念撮影時に、4つのトロフィーを抱えながらバランスを崩し、そのうちの1つを落としてしまった。
今回、まさかのところが似てしまったオリヴィアとテイラー。ソングライティングなど、オリヴィアはテイラーから多くの面で影響を受けているが、今回の一件で言えるのは、オリヴィアがテイラーと同様に、初めてのグラミー賞受賞から抱えきれないほどのトロフィーを受賞できるほど、間違いのない実力を持つアーティストだということ。
ちなみに、テイラーは今年のグラミー賞でアルバム『エヴァーモア』が主要部門の最優秀アルバム賞にノミネートされていたが、同賞はジョン・バティステの『ウィー・アー』が受賞した。(フロントロウ編集部)