グラミー賞授賞式で3着のドレスを着用したガガ
2022年4月4日にラスベガスで開催された、第64回グラミー賞授賞式で5部門でノミネートされていたシンガーのレディー・ガガは、トニー・ベネットとコラボしたアルバム『Love For Sale(ラヴ・フォー・セール)』で最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞。
さらにアワードではトニーへ捧げたパフォーマンスを披露しており、会場を大いに盛り上げた。
そんなガガはグラミー賞授賞式で3つの衣装を披露。1つはレッドカーペットに登場した時に着用していたアルマーニ・プリヴェ(Armani Privé)のクラシックなドレス、2つめは会場内で着用していたフェザーのケープがついたミントグリーンのシルクドレス。そして3つめはパフォーマンスを披露した際に着用していた後ろに大きなリボンがついたドレス。
そのうちの1つであるフェザーつきのケープを羽織ったシルクドレスは、じつはガガの妹であるナタリー・ジャーマノッタが共同創設者を務めるファッションレーベルTopo Studioがハンドメイドで作ったもの。
ナタリーはニューヨークの名門校パーソンズ・スクール・オブ・デザインでファッション・デザイン科を卒業し、かつてガガのファッションチーム「ハウス・オブ・ガガ(Haus of Gaga)」でスタイリングを担当していたデザイナーであるブランドン・マックスウェル(Brandon Maxwell)のブランドのショーを手伝ったり、映画『アリー/ スター誕生』ではガガのスタイリングを担当したりと、ファッション界で活躍している。
ナタリーのチームであるTopo Studioは、今回のグラミー賞授賞式の衣装を作るだけでなく、これまでにもガガのラスベガス定期公演の衣装も作っており、ガガの大切な日の衣装を数多く手がけている。
ガガはグラミー賞授賞式後、13度目のグラミー賞受賞を喜ぶと共に「そして、この美しいドレスをハンドメイドしてくれたTopo Studioに感謝します」と、妹ナタリーのチームに感謝した。(フロントロウ編集部)