ケンタッキーフライドチキン(KFC)でオリジナルチキンを8ピース注文したにもかかわらず、渡されたのはその半分の4ピース。途方に暮れた客が問い合わせするも、「対応できません」と冷たく言い返されてしまった驚きの理由とは。(フロントロウ編集部)

「私はチキンが欲しいんです!」と訴えた先は…

 アメリカのオハイオ州在住の女性が、現地のケンタッキーフライドチキン(KFC)でオリジナルチキンを8ピース注文したにもかかわらず、その半分の4ピースしか入っていなかったため問い合わせをしたところ、対応を断られるという出来事があった。しかし、これにはちゃんとした理由が…。

 電話がつながるや否や、女性は「私はチキンが欲しいんです!」と訴えると、続けて「(8ピース注文して代金も払ったのに)4ピースしか入っていなかったんです」と事情を説明。しかし、電話の向こうから返ってきた答えは「我々にできることはありません」というものだった。

画像: 「私はチキンが欲しいんです!」と訴えた先は…

 それもそのはず。女性が電話したのは、KFCのカスタマーサービスではなく警察。日本でいうところの110番通報だったのだ。しかも、焦るあまり間違ってしまったのかと思いきや、女性は初めから警察に相談するつもりでかけてきたそうで、対応にあたった通信指令係が「警察ではどうしようもないことです」と伝えると、女性は“それでも警察にどうにかしてほしい”と食い下がったという。

 女性が「どうしても警察官と話したい」と言って聞かなかったため、結局、出動することになったものの、駆けつけた警察官は、女性に「この状況には対応できない」と告げただけで介入することはなかったそう。今回の騒動を受けて、地元警察は「私たちは市民に奉仕するためにここにいますが、ドライブスルーの誤注文は警察が介入する問題ではありません」と米Fox Newsに語り、緊急事態にのみ通報するよう市民に呼びかけた。(フロントロウ編集部)

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