『ファンタビ』ユーラリー、戦闘モード時のモデルはアスリート
現在、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ3作目となる『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が劇場公開中で、多くの『ファンタスティック・ビースト』や『ハリー・ポッター』ファンを楽しませている。
さらに今年は、ニュートを演じるエディ・レッドメインとユーラリー役のジェシカ・ウィリアムズが来日を果たした! 新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以降、海外俳優の来日はめっきり減っていたため、エディとジェシカの来日には多くのファンが歓喜。2人も日本食を楽しんでいるそう。
ジェシカが演じるユーラリーは、前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で初登場したものの、その出演時間は少なかった。しかし本作では、マッツ・ミケルセンが演じるグリンデルバルドを倒すために、ジュード・ロウ演じるダンブルドアが集めたデコボコチームの一員として大活躍する。
世界中で何十年と愛される魔法の世界の中で、自分が杖を振って魔法を使う…。本作への出演は、他の作品に出演する時とはまた違う格別の体験となったはず。ジェシカは来日イベントで、初めてホグワーツに足を踏み入れた時は「感動的な気持ち」になったと話したが、そんなマジカルな世界での演技のために、役作りの参考にした人物は意外な姉妹だった。彼女は米Colliderのインタビューで、こう明かしている。
「彼女は防御の魔法に長けていて、この映画のなかでは非常にかっこ良いシーンがあります。みんなに見てもらえるのが楽しみです。彼女が杖を使うシーン(の動き)は、多くがセリーナとヴィーナス・ウィリアムズを倣ったものなんですよ。ユーラリーが本気な感じで、とてもかっこよくて強い魔法を使うのが好きです。彼女の魔法は本当にそう」
ジェシカが参考にしたのは、女子テニス界のレジェンド、セリーナ・ウィリアムズとヴィーナス・ウィリアムズ! ジェシカの話から予想するに、ウィリアムズ姉妹がテニスラケットを振る時のフォームを、杖を振る時の動きの参考にしたということだろう。たしかにその2つの動きには共通したところがあり、しかもユーラリーは強くかっこ良いキャラクター。テニス界で強くかっこ良い存在であるウィリアムズ姉妹を参考にしようと判断したジェシカの視点は賢い。
ユーラリーたちの闘いのシーンを見逃すわけにはいかない! 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、現在劇場公開中。
(フロントロウ編集部)