映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』や『エターナルズ』に出演した俳優のバリー・コーガンが地元アイルランドで逮捕されていたことがわかった。(フロントロウ編集部)

バリー・コーガンが公衆酩酊罪で警察に連行

 マーベル映画『エターナルズ』で超能力種族エターナルズの一員であるドルイグを演じ、マット・リーヴス監督、ロバート・パティンソン主演の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』では“見えざる囚人”ことジョーカーを怪演して話題となった俳優のバリー・コーガン(29)が、出身地であるアイルランドの首都ダブリン北部にある民家で逮捕されていたことがわかった。

画像: バリー・コーガンが公衆酩酊罪で警察に連行

 バリーが逮捕されたのは現地時間4月10日、日曜日の早朝6時45分頃。ある情報筋がIndependent.ieに語ったところによると、バリーは親族が暮らしているとされるマンションのバルコニーで酩酊状態だったといい、近隣住民たちが警察に通報。

 警察が到着した際、バリーはかなり酒に酔った様子だったものの、脅迫的な行動に出ていたわけではなく、署に連行されて対処を受けた後に釈放されたという。

 大事には発展しなかったようで、関係者は「問題はすでに解決されており、これ以上の進展はないでしょう」とコメントしている。

昨年夏には顔面に大ケガを負う事件も

 ヨルゴス・ランティモス監督によるサイコホラー映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』やクリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』といった話題作に立て続けに出演し、その独特な存在感で映画ファンの心を掴んでいるバリー。

 『ザ・バットマン』のスピンオフ作でジョーカーを再演することに期待が高まっているほか、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャリー・フクナガ監督がメガホンをとり、ハリウッドの若手注目株が顔をそろえるAppleTV+のオリジナルミニシリーズ『Masters of the Air(原題)』にも出演する。

画像: 2021年4月、ロンドンで行なわれた『Masters of the Air(原題)』の撮影現場でキャストと談笑するバリー。

2021年4月、ロンドンで行なわれた『Masters of the Air(原題)』の撮影現場でキャストと談笑するバリー。

 ハリウッドで今後ますます活躍しそうなバリーが、地元アイルランドで騒動を起こすのは今回が初めてではない。

 2021年8月未明にはゴールウェイにあるホテルの外で顔に大ケガを負った状態で発見され、救急車で近くの病院に搬送されるという事件も。当日、争うような物音を聞いたり、ケンカを目撃したりした人はおらず、バリーの身に何が起きたのかはわかっていない。バリーはこの件に関して告訴はしておらず、犯人は現在も捕まっていない。

 普段はツイッターやインスタグラムを比較的頻繁に更新しているバリーだが、現時点では騒動に関して沈黙を貫いている。(フロントロウ編集部)

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