深みのある「ダークリップ」が大人気
現地時間5月2日、米ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されたファッションの祭典、メットガラ(Met Gala)。2022年のテーマは「In America: Anthology of Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッションのアンソロジー)」で、毎年多くのセレブたちがテーマに沿った豪華絢爛な衣装を着用して登場する。
そんなメットガラで、世界中から大きな注目を集めるのがセレブたちの華やかなヘアメイク。
今年は1920年代に流行した“フラッパールック”にインスピレーションを受けるセレブが多く、「フィンガーウェーブヘア」や、こっくり深みのある「ダークリップ」などレトロムードたっぷりなスタイルが多数見受けられた。今回は、そのなかでも注目を集めた「ダークリップ」を使ったシックでおしゃれな最新メイクをピックアップ。
ジジ・ハディッド
モデルのジジ・ハディッドは、深紅のエレガントな衣装にあわせて、深みのある赤リップを主役にしたメイクで登場。あえてほかのパーツのメイクは控えめにすることで、バランスの良い仕上がりに。また、ホワイトに近いプラチナブロンドがさらに透明感を引き立てている。
テッサ・トンプソン
俳優のテッサ・トンプソンは、綿菓子のようなふわふわとしたピンクドレスに合わせてメイクもピンクで統一感。カラーは、深みのあるパープルピンクにすることで、上品な大人っぽさをプラス。
カーリー・クロス
モデルのカーリー・クロスは、ひと塗りでモード顔になれるプラムレッドのダークリップにチャレンジ。目元はブラックのラインで大胆に囲み、目尻を少しハネ上げたキャットアイラインで、ゴシック調の衣装に負けない強めのメイクに。
リゾ
シンガーのリゾは、1920年代のフラッパールックを彷彿とさせるフィンガーウェーブヘアに合わせて、メイクも当時流行したスモーキーなブラックアイシャドウに、ベリートーンの深みあるダークリップでとことんレトロに。
モード・アパトー
人気ドラマ『ユーフォリア』で知られる俳優のモード・アパトーは、往年のハリウッド女優を思わせるフィンガーウェーブのボブヘアに、深みのあるレッドブラウンのリップでエレガントに。ベースメイクからリップまでマットな質感で統一するのがポイント。
フィービー・ブリジャーズ
シンガーソングライターのフィービー・ブリジャーズは、こっくり濃密なプラムレッドのリップを主役にしたメイクをチョイス。アイブロウは眉マスカラで毛流れを強調し、目元はマスカラとツヤ感のあるアイシャドウを合わせることで、シンプルながら存在感のある印象に。
(フロントロウ編集部)