アメリカで大ヒットを記録した映画『クレイジー・リッチ!』のスピンオフの制作が決定した。(フロントロウ編集部)

続編とスピンオフが同時進行で制作

 アジア系の活躍の場が少ないと言われるハリウッドにおいて、アジア系のメンバーで現場を固めた作品として注目を集め、ジャスティン・ビーバーやクリッシー・テイゲンなどのセレブも大絶賛した映画『クレイジー・リッチ!』。

 大ヒットを受けてワーナー・ブラザースは2、3作目の制作を早々に発表していたが、1作目で脚本家のひとりを務め、続編でも脚本を担当するはずだったアデル・リムが、同僚男性との賃金格差を理由にシリーズから降板

 しかしその後、『クレイジー・リッチ!』の続編はアデルから引き継ぎ、エイミー・ワンが脚本を務めている。現在、続編の制作が進められているが、なんと同時に『クレイジー・リッチ!』のスピンオフが作られることが決定したと米Deadlineが報じた。

 スピンオフは、『クレイジー・リッチ!』でジェンマ・チャンが演じたアストリッド・レオン=テオと、ハリー・シャム・Jrが演じたアストリッドの元恋人チャーリー・ウーが主役の物語になるようで、エミー賞にノミネートされたドラマ『バリー』の脚本家兼プロデューサーのジェイソン・キムが脚本を担当することが決定。

画像: 続編とスピンオフが同時進行で制作

 『クレイジー・リッチ!』出演後にMCU映画『エターナルズ』や『キャプテンマーベル』に出演し、ブレイクを果たしたジェンマが同シリーズに帰って来るようで、早くも期待大。

 ちなみに『クレイジー・リッチ!』の続編とスピンオフは同時進行で制作されており、それぞれ『クレイジー・リッチ!』の原作本『Crazy Rich Asians』の続編『China Rich Girlfriend』が基になっており、『China Rich Girlfriend』はアストリッドとチャーリーの関係に加え、コンスタンス・ウーとヘンリー・ゴールディングが演じるレイチェルとニックが、生みの親を探すために上海へ旅するという物語になっている。(フロントロウ編集部)

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