ネイルチップの長持ちさせるには?
指先をおしゃれに彩ってくれる「ネイルチップ」。財布にもやさしく、自宅で簡単にサロン級の可愛いネイルを叶えてくれる優秀アイテムとして、ふだん仕事や学校の都合でマニキュアやジェルネイル、ネイルアートができない人から高い人気を誇っている。
一方で、ネイルチップは両面テープやシールを使って爪の表面に固定しているだけなので、「すぐに取れてしまう」「外れやすい」といった悩みを持つ人も多いのでは?
そんなネイルチップのつけ方に悩んでいる人にグッドニュース。米ネイルブランドOlive & Juneのコンテンツ&クリエイティヴ統括責任者で、ネイルチップ事情に詳しいオリヴィア・ヴァン・アイダースティンと、モデルのジジ・ハディッドやシンガーのデュア・リパを手がけるネイルアーティストのメイ・カワジリが、ネイルチップの持ちを良くする4つのコツを米Nylonで紹介した。
1.ネイルチップをつける前後は「水分」を避ける
オリヴィアいわく、ネイルチップの接着剤や両面テープは「水分」に弱い。ネイルチップを貼る前に水分に触れると、粘着力が落ちるだけでなく、爪が水を含んで膨張してしまい、自爪にネイルチップがフィットしづらくなるという。
そのため、オリヴィアは「ネイルチップをつける前は、なるべく水分に触れるのを避け、(つけた後も)少なくとも1時間は待ってから、手を洗ったり、ローションや保湿製品を塗ったりしてください」とアドバイスした。
2.爪の表面を「エタノール」で軽く拭く
メイによると、ネイルチップを自爪に貼る前に「エタノール」を含ませたコットンで爪表面を軽く拭いておくのも、ネイルチップを長持ちさせる重要なポイント。こうすることで、爪表面に付着している汚れや油分をしっかり拭き取ることができ、ネイルチップの粘着度が劇的にアップするという。
ほかにも、ネイルチップに両面テープや接着剤をつけるまえに、ネイルチップの裏側をエタノールでキレイにしておくのも長持ちさせる秘訣だと明かした。
3.ネイルチップは自爪より「小さめ」を選ぶ
ネイルチップをつけるときに、もうひとつ気をつけたいのはネイルチップの「サイズ感」。ネイルチップが大きすぎると、自爪と密着せず浮いたりはがれたりする原因になるため、メイは「ネイルチップの幅は、ネイルベッド(爪のピンクの部分)より大きくないほうがいいです」と助言。
どうしてもネイルチップのサイズが合わない場合は、爪切りやヤスリで削って自爪にフィットするようにネイルチップを調整したほうがいいとも明かした。
4.ネイルチップは「利き手」からつけ始める
意外に思うかもしれないけれど、じつはネイルチップは「利き手」からつけるのがオススメ。
メイいわく、利き手とは反対の手に先にネイルチップをつけると、爪が伸びて、あとから利き手にネイルチップをつけるときに苦戦するので、「利き手とは反対の手を使う場合は、ネイルチップがついていない状態で行なったほうがいいです」と助言。また、ネイルチップをつける順番は、人差し指から始め、親指を最後に残すのがポイントなのだとか。
せっかくネイルチップを貼っておしゃれな指先に仕上げたのに、すぐに外れてしまっては勿体ないもの。プロのアドバイスを参考にして、セルフネイルをもっと上手に楽しんでみて。(フロントロウ編集部)