ドリュー・バリモアはE.T.を本物だと信じてた!?母親役が証言
子役時代から現在まで第一線で活躍を続ける俳優のドリュー・バリモアが司会進行を務めるトーク番組『The Drew Barrymore Show(原題)』に、1982公開の映画『E.T.』でドリューと共演した俳優のディー・ウォレスがゲスト出演。久々の再会で思い出話に花が咲くなか、同作品でドリュー扮するガーティの母メアリーを演じたディーによって、当時7歳だったドリューが、E.T.を“本物”だと信じていたことが明かされた。
ディーの主張をドリューは「ワイヤーを見た」「ちゃんとわかってた」と即否定したが、ディーは「彼女の言うことは信じないでください」と言うと、ある日、幼いドリューがスタジオの隅で動いていないE.T.の人形と話をしているところを目撃したと証言。それ以来、ドリューの夢を壊さないために、スティーブン・スピルバーグ監督の指示でE.T.の人形につねに2人のスタッフが配置され、ドリューがいつ話しかけに行ってもE.T.の目が動き、頭が上下して、ドリューの呼びかけに応対できるようにしていたことを明かした。
また、映画の終盤でE.T.が瀕死状態になるシーンを撮影する際、ディーはドリューが弱ったE.T.を見てショックを受けないように「これからE.T.が死んでいくシーンを撮るんだけど、彼は本当に死ぬわけじゃない。私たちと同じように演技をしているだけ」と伝えたという。
ディーの心配をよそに、ドリューは「わかってる、ディー。私をバカだと思ってるの?」と平気なそぶりを見せていたが、彼女に連れられてセットに入ってE.T.の姿を見た瞬間、大号泣。「あぁ、E.T.が死んじゃう、ディー。死んじゃうよ!」と言いながら泣きじゃくっていたと、ディーは笑いながら説明した。(フロントロウ編集部)