いつもと“塗る方向”を変えるだけでボリュームUP!
目力アップに欠かせないアイテム「マスカラ」。いつもなんとなく適当に塗っているという人も多いと思うけれど、じつはマスカラの“塗る方向”を変えるだけで、目元の印象を簡単に変えることができるという。
ニューヨークを拠点に活動するメイクアップアーティストのケイシー・スピカードによると、まつげ1本1本を太く、濃くボリュームアップさせたい場合は、マスカラブラシを一般的な横方向ではなく、“縦方向”に塗るのがオススメ。
その理由について、ケイシーは「(マスカラは)横方向に塗るよりも縦方向に塗ったほうが、まつげ全体にマスカラ液がたっぷりついて、よりまつげを強調できることがわかっています」と米Makeup.comで説明。ケイシーいわく、メイクアーティストの間では昔からよく用いられるテクニックのひとつで、とくにまつげが少ない、まつげの印象が薄い人にピッタリのテクニックなのだとか。
一方で、マスカラを縦方向に塗るときに気をつけたいのは、マスカラ液のつきすぎ。
まつげにマスカラ液がつき過ぎるとダマになる恐れがあるため、ケイシーは「マスカラを縦方向に塗ってボリュームを出した後に、いつも通り横方向にもマスカラを塗るという組み合わせがベストです」とアドバイス。
こうすることで、「最初の縦方向でマスカラ液がたっぷりつきますし、(そのあと)横方向にブラシを持ち替えて、軽く左右に動かすことで、まつげの隅々までマスカラ液がつき、ダマなくきれいに仕上げてくれます」と明かした。
ほかにも、ケイシーは「マスカラを縦方向に塗るときは、下まぶたや目の下にマスカラが付着してしまう可能性があるため、注意しながら行なったほうがいいですね」と話し、とにかく上達するまで練習あるのみだと助言した。
ちなみ、ケイシーのイチ押しのマスカラは、メイベリンの「ボリューム エクスプレス マグナム ウォータープルーフ N」。水、汗、涙に強いウォータープルーフタイプのボリュームマスカラで、ケイシーは「まつげの根元から毛先、そしてすべての側面をコーティングし、1日の終わりまでインパクトのある美しい目元をキープしてくれる」と勧めている。
ボリューム感のあるふさふさの美まつげを叶えるプロのメイクテクニック。いつも愛用しているマスカラでも、塗り方を工夫するだけで目元の印象をがらりと変えることができるので、気になる人はさっそく明日から試してみて。(フロントロウ編集部)