ジョニー・デップ、タンポンのアプリケーターで薬物を摂取と元妻が証言
俳優のジョニー・デップから名誉毀損で訴えられた元妻で同じく俳優のアンバー・ハードが、現地時間5月16日に行われた裁判で、ジョニーの薬物の使用をめぐってジョニーの弁護士からいくつか質問される場面があった。
この日の法廷で話に挙がったのは、2020年に行われた別の裁判(※)でも証拠のひとつとして提出された写真。写真は、アンバーが2013年に当時ジョニーと暮らしていたロサンゼルスの自宅で撮影したもので、テーブルの上に“準備”されたコカインとそれを吸引するためにジョニーが使っていたとされるタンポンのアプリケーターが写っていた。
※ジョニーが自身のことを“妻に暴力をふるう者”と呼んだ英大衆紙The Sunの発行元を名誉毀損で訴えた裁判。ジョニー側はさまざまな証拠を提示して自身にかけられた疑惑を否定したが、裁判所はThe Sunがジョニーがアンバーに対して暴力的だったと報じたことは「実質的に見て事実に反していない」と判断し、ジョニー側の訴えを棄却した。
Johnny Depp 'used a tampon applicator to snort cocaine,' Amber Heard's sister reveals https://t.co/l9HwiTvF3l pic.twitter.com/BfiZVLJeIQ
— Daily Mail Celebrity (@DailyMailCeleb) July 23, 2020
上の写真が仕組まれたものではないかと疑うジョニーの弁護士から、ジョニーがテーブルを使って直にコカインを吸引していたなら、写真に写っているような整然とした列にはならないだろうと指摘されたアンバーは、「(写真に写っている)運転免許証の横にあるタンポンのアプリーターはコカインを入れるためのもので、たしか私の妹が彼(ジョニー)に使い方を教えました」と説明。続けて、実際にジョニーがコカインを吸引しているところをおさめた写真はあるかと聞かれると、「吸引中の写真は持っていません」と答えた。
また、ジョニーが何度か気絶しているところを撮った写真を友人に送り、「オピオイド・ジョニー」などと呼んでいたことについて質問されたアンバーは、薬物依存症であることをジョニーに自覚させるためにやったことで悪意はなかったと主張した。
ちなみに、数週間前に証言台に立った際に、上の写真についてアンバーの弁護士からいくつか質問されたジョニーは、テーブルにあるのはコカインで、ドクロと十字架の絵が描かれたケースは自身の持ち物だと認めるも、その箱にコカインを入れていたのかという問いには答えなかった。(フロントロウ編集部)