長年プロに愛されるコスメ「バナナパウダー」
ベースメイクの仕上げに欠かせないルースパウダーには、ファンデーションのように色つきのものから、半透明タイプ、ほとんど透明なクリアタイプなどがあるけれど、ここ最近海外で人気なのは黄色いカラーの「バナナパウダー」。
TikTokなどのSNSで人気に火がつき、海外ではメイベリンをはじめ、Wet n Wild、Revolution Beauty、essenceなどさまざまなブランドのバナナパウダーが爆売れしている。
そんなバナナパウダーは、1960年代に誕生した歴史あるアイテムで、古くから映画の撮影や劇場のステージメイクで使われていて、メイクアップアーティストの間ではもはやおなじみのアイテム。今でも多くのプロがバナナパウダーの重要性を語るなど、プロのメイクになくてはならないアイテムとなっている。
SNSでバズる前からメイクのプロに支持されているバナナパウダーには、一体どんな魅力があるのか。愛される理由を3つ紹介。
クマやくすみを飛ばしてトーンアップ
バナナパウダーの最大の魅力は、くすみやクマをカモフラージュするトーンアップ効果。メイクアップアーティストのジェナ・クリスティーナは、「バナナパウダーの特徴であるほんのりとした黄みが、しっかりと肌を明るくトーンアップさせてくれます」と米Popsugarで説明。
バナナパウダーは、その名の通り黄色い粉状の見た目をしているのだけれど、顔が黄色くなるほどではなく、ほんのり色づく程度。この少しの黄みが、くすみやクマを飛ばして肌を明るく見せてくれるそう。
毛穴をぼかして美肌に見える
バナナパウダーには、鼻や頬の気になる毛穴をぼかして目立たなくしてくれる働きも。
ジェナによると、バナナパウダーが毛穴をぼかすカギは光の反射。黄色いカラーがナチュラルに光を反射することで、目立つ毛穴が目立たなくなり、毛穴レス肌が演出できるのだという。
メリハリのある小顔メイクが簡単にできる
ハイライトのように使用することで、メリハリのある小顔メイクが叶うのも、バナナパウダーがプロに愛される理由。
メイクアップアーティストのアシュリー・レベッカは、「おでこやアゴ、頬骨、鼻筋などにバナナパウダーを使うと、顔の陰影をしっかり強調できます」と米Byrdieで説明。陰影を強調することで、メリハリのある小顔に近づけられるそう。
海外のSNSで人気を集めるバナナパウダー。海外コスメを取り扱うECサイトなどで日本からも購入できるので、気になる人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)