ユマ・サーマン、新作でサミュエルや娘と共演
ユマ・サーマンの新作映画『The Kill Room(ザ・キル・ルーム)』の撮影が進められている。クエンティン・タランティーノ監督による『パルプ・フィクション』や『キル・ビル Vol.2』に出演してきたユマとサミュエル・L・ジャクソンが初めて本格共演を果たす作品だ。
ストーリーは、ジョー・マンガニエロが演じる殺し屋と、サミュエルが演じる彼のボス、そしてユマによるアートディーラーがマネーロンダリングの計画によって、一夜にして思わぬ前衛アートのセンセーションを巻き起こし、殺し屋がアート業界で裏社会との駆け引きを強いられることになってしまうというもの。
先日開始された本作の撮影では、ユマと、彼女の前夫イーサン・ホークの娘であり、『ストレンジャー・シングス』のロビン役として知られるマヤ・ホークの姿が目撃されたことで、ついにユマとマヤが親子共演を果たすのではないかと見られていた。そしてその予想どおり、先日マヤの出演が正式に発表。さらにマヤのほかにも、デビ・メイザーとラリー・パインの名前もキャストリストに追加された。
『The Kill Room』の作風に期待
そして新キャストであるデビの姿を、カメラがキャッチ。この日の彼女の衣装は…、着物が羽織り! 海外では、着物を羽織りとして着るのが1つのファッションスタイルとしてあり、彼女が演じるキャラクターもそういう感性の持ち主のよう。どのような役どころかは不明だが、一緒にいたのがアートディーラー役であるユマであることや、その衣装から、アート業界のキャラクターなのではないだろうか。
ちなみに、マヤが演じるキャラクターの詳細も現時点では不明だが、その衣装はつなぎであったり、パフスリーブの派手な柄シャツだったりするので、殺し屋の世界よりはアートの世界のキャラクターである可能性のほうが高そう。となると、もしかしたら劇中でもユマの娘を演じる可能性も。
ニコル・パオネ監督がメガホンを取り、ユマとサミュエル、そしてジョーが共演する、殺し屋とアートディーラーのダークコメディスリラーというのはそれだけで期待できる。公開日は未定だが、楽しみに待ちたい。
(フロントロウ編集部)