2021年のメットガラでグライムスが着用して話題になったメタリックのマスクなどがオークションにかけられることになった。(フロントロウ編集部)

グライムスがウクライナのために立ち上がる

 アートポップ・ミュージシャンであるグライムスは、2021年に2度目のメットガラに参加。当時グライムスはイリス・ヴァン・ヘルペン(Iris VanHerpen)のドレスを着用し、“小物”として剣と本を持って登場。このスタイルは、アメリカ人作家のフランク・ハーバートによる小説『DUNE』に影響を受けたものだと米Vogueに明かした。

画像: グライムスがウクライナのために立ち上がる

 そしてメットガラの会場内でマスクの着用が義務づけられていたため、メタリックのマスクをしていたのだが、このマスクとイヤーカフがオークションにかけられることに。

 今回グライムスがメットガラで着用したアイテムをオークションにかけたのは、ウクライナからまだ脱出できていない黒人や先住民、そして有色人種の家族を救うため。少しでも多くの人が戦禍のウクライナから出国できるようにと思い、オークションをはじめたようで、グライムスは「BIPOC(黒人、先住民、有色人種)の家族が国境で出国できないため、ウクライナから脱出するための資金を集めるために、去年のメットガラでつけたものをオークションにかけます」とインスタグラムで説明した。

 記事執筆時点でグライムスがメットガラで着用したイヤーカフは1,100ドル(約14万円)、そしてメタリックマスクは3,000ドル(約38)万円が最高入札額となっている。

 このオークションは5月26日まで美術品を売買するArtsyで行なわれている。(フロントロウ編集部)

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