「ブラックアイシャドウ」は捨て色じゃない!
多色のアイシャドウパレットに1色は含まれている「ブラックアイシャドウ」は、目元をグッと引き締めて、どこか妖艶で大人な雰囲気を演出してくれるカラーけれど、めったに出番が無く、いわゆる“捨て色”になってしまうことも多い。
そんな扱いづらいカラーだと思われがちなブラックアイシャドウだけれど、じつは使い方次第でメイクの幅をグッと広げてくれるという。そこで、セレブを手がける海外のメイクアップアーティストたちが余りがちなブラックアイシャドウの上手な活用方法を紹介した。
使い方1.アイホールに塗ってトーンダウン
ブラックアイシャドウといえば、目のキワに塗って目元を引き締めるという使い方が最も一般的だけれど、じつは明るめのビビット系やパステル系のアイシャドウをトーンダウンするのにもオススメのアイテム。
ブラックアイシャドウの使い方について、メイクアップアーティストのサバンナ・サンジャンは「ブラックアイシャドウをまぶた全体に薄く塗ったら、ふわふわのアイシャドウブラシでしっかりブレンドして目元になじませます。あとはお好みのアイシャドウを上から重ねるだけです」と米Byrdieで説明。
こうすることで、どんな明るい色でもくすみカラーに大変身。くすみカラーは肌なじみがよく、目立ちすぎて浮くこともないため、アイメイクの幅を広げてくれるとも話している。
使い方2.リップに塗ってニュアンスチェンジ
もうひとつ、ブラックアイシャドウの強みを生かすメイクテクニックが、リップの上から重ねてリップの雰囲気を変えること。
メイクアップアーティストのジェネッサ・ミシェルいわく、リップの上からブラックアイシャドウを重ねることで、唇に立体感を与えたり、リップの色を濃くしたりすることができるそう。
ただし、リップの上からパウダーアイシャドウを重ねると、どうしてもマットな質感になってしまうため、ツヤっぽい仕上がりが好みの場合は、リップを手の甲に出してブラックアイシャドウと混ぜて唇にのせるか、上からリップグロスを重ねたほうがいいと米Popsugarでアドバイスした。
あまり使わないからといってブラックアイシャドウを捨ててしまうのはもったいない! プロの使い切るコツを参考にしてブラックアイシャドウを最後まで使ってみて。(フロントロウ編集部)