汗や皮脂によるメイク崩れが気になる夏は、服を衣替えするように、ベースメイクも夏仕様に衣替え。夏におすすめのアイテムと崩れないベースメイクのコツを海外のプロがアドバイス。(フロントロウ編集部)

夏向けにベースメイクをチェンジ!

 高温多湿な日本の夏は、暑さによる汗や皮脂、冷房による乾燥、マスクの蒸れなど、なにかとメイク崩れのリスクが高い季節。朝しっかりメイクをしても、時間とともにドロドロに崩れてしまった経験、誰しも一度はあるのでは?

画像: 夏向けにベースメイクをチェンジ!

 海外のメイクアップアーティストによると、肌の状態は季節によって大きく変化するため、夏には夏ならではのベースメイクのやり方があるそう。そこで、今回は夏でも崩れにくいプロおすすめのアイテムとベースメイクのコツをご紹介。夏になるとベースメイクが崩れやすいという人は要チェック。

コツ1.オイルフリー下地を取り入れる

 俳優のリリー・コリンズなどを手がける人気メイクアップアーティストのフィオナ・スタイルズによると、ベースメイクの持ちを良くする最も効果的な方法は、ファンデーションの前に「化粧下地」を使うこと。

 とくに汗や皮脂が出やすい夏は「オイルフリー下地」がおすすめだそうで、フィオナは「暑い夏は、メイクする前にオイルフリーの化粧下地を使ってください。日中のテカリやベタつきを防いでくれます」と米Good House Keepingでコメント。

画像: コツ1.オイルフリー下地を取り入れる

 ちなみに、化粧下地の効果を最大限に引き出すポイントは、すぐにファンデーションを塗らないこと。

 メイクアップアーティストのティム・クインは「化粧下地を指先かスポンジにのせたら、目の部分を避けながら顔全体に塗り広げます。そしてここからがコツなのですが、化粧下地を塗ったら、数分ほど置いてからファンデーションを塗ってください。これだけでメイク持ちが格段にあがります」と米Makeup.comで話している。

コツ2.ブラシかスポンジを使ってムラをなくす

 もうひとつ夏のベースメイクが崩れやすい原因のひとつが、ファンデーションのつけすぎ。

 メイクアップアーティストのジェナ・メナードは「とくに高温多湿の場所では、顔にのせるファンデーションの量や回数が増えれば増えるほど、メイク崩れを起こすリスクも高くなります」と米Byrdieで説明。

画像: コツ2.ブラシかスポンジを使ってムラをなくす

 そんなファンデーションの厚塗りや塗りムラを防ぐポイントは、柔らかく肌にフィットしやすいデュオファイバーブラシか、水を含ませてギュッと絞ったメイクスポンジを使うこと。

 指を使うよりもファンデーションが均一にのびて密着するため、肌トラブルや凹凸を隠しながら、厚塗り感のないみずみずしい仕上がるとジェナは言う。

 汗や皮脂などでメイクが崩れやすい夏。いま使っている化粧下地やベースメイクの塗り方が合っているのか振り返ってみるのが良さそう。(フロントロウ編集部)

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