マーベル・スタジオ最新作『ソー:ラブ&サンダー』が7月8日(金)に日本公開となる。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後にソーとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが同じ船で地球を去った後の物語が描かれる本作で、マーベルいちノープランなヒーローと荒くれ者グループはどんな旅を繰り広げてくれるのか? 映画の内容はまだベールに包まれているため、公開前に、独自の期待ポイントをご紹介。

『ソー:ラブ&サンダー』にはガーディアンズの仲間も登場!

 映画『ソー:ラブ&サンダー』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で激闘の末にサノスを倒し、マーベル史上最大の大戦を勝ち抜いたソーが、宇宙の荒くれ者ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの仲間たちと船で地球から旅立っていった後の世界が舞台。ソーは戦いから離れて、ガーディアンズの仲間たちと旅をしながら“自分探し”をしているのだが、神々を絶滅させるようとするゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーという強敵を前に、ヴァルキリー、コルグ、そして元恋人のジェーン・フォスターの力を借りて再び戦うことになる。

 4月に最初の特報映像が公開された時には、Twitterの世界トレンドの上位5位を映画の話題がほぼ独占するという脅威の注目度を見せた『ソー:ラブ&サンダー』。なかでも、ナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスターの“女性版ソー”としての姿が話題をさらったが、一方でSNSでは、ソー×ガーディアンズという凸凹グループが作り出すコミカルな世界観に対しても、「元々ソーの映画シリーズ好きなので…ガーディアンズのメンバー出るのも、すごい高まる」「ガーディアンズの面々も出るからコミカルな作風になりそうだし、楽しみ〜」と大きな期待が寄せられている。

 そこで今回は、ソーとガーディアンズの旅を焦点に、本作での期待ポイントをご紹介。

期待ポイント① 既にバチバチ!? ソーとスター・ロードのいがみ合いに注目

 ソーとガーディアンズたちの出会いは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。宇宙の危機が迫り旅を続けるガーディアンズたちの前に、瀕死状態のソーが現れる。スター・ロードが、愛するガモーラの前に登場したイケメンでマッチョなソーを“恋の脅威”に感じたことで、そこからソーとスター・ロードのバチバチな関係が始まった。その後、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でサノスとの死闘に勝利したソーは、ガーディアンズたちと共に船に乗り込んだのだが、「俺の船だからな。船長は俺」と言い張るスター・ロードの隣で、ソーは笑顔で「(君が船長だって)わかってるよ」と返しながらも、マップに触って行き先を決めるなど船長ぶった行動をやめず、ここでもスター・ロードとのバチバチな雰囲気を見せた。

 そんなバチバチの2人だったが、新作『ソー:ラブ&サンダー』の予告では、スター・ロードが「迷ったら、愛する人の目を見てみろ」と言うと、ソーがなぜかスター・ロードの目を凝視する、というシーンが。すかさずスター・ロードから「俺じゃないよ」とツッコミが入るというコントのようなシーンが解禁された直後、インターネット上では「ソーとスター・ロードはどういう関係!?」という声が聞かれ、「Is Thor in love with Star-Lord?(ソーはスター・ロードに恋をしているんですか?)」というGoogle検索が英語圏で急増した。

 ソーに奥歯をギリギリさせるスター・ロードと、天然気味にスター・ロードを翻弄するソー。出会った時からまったくかみ合っていないバチバチな2人が、最新作でどんな掛け合いをみせてくれるのか?ガーディアンズの仲間が入ることでより面白くなること間違いなしの最新作に期待が高まる。

期待ポイント②ソーの自分探しにガーディアンズはどう関わっていく?

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』での熾烈な戦いをはじめ、地球やアスガルド、宇宙全体を巻き込んだ戦いで、生死を巡るバトルを経験してきたソー。大事な人を守るために戦い走り続けてきたものの、その中で父や母、姉、アベンジャーズの仲間など大切な人を失ってきた彼は、いつしか戦いを恐れるようになっていた。そこで彼は、心機一転、“ヒーロー卒業”を宣言して新たに自分探しを始めることに。

 予告ではガーディアンズたちと旅を続けている様子が映し出されているが、ソーの自分探しを、ノリが軽いガーディアンズが助けるのか?邪魔するのか? 凸凹なソーとガーディアンズが絡み合うことで起こる化学反応に要注目。 

期待ポイント③『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』にどう繋がる?

 ソー最新作に登場するガーディアンズたちは、今年の冬にディズニープラスで配信が予定されている、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』と、先日撮影が終了した映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3(原題)』の2作品の公開を控えている。

 最新作でガーディアンズの活躍がどこまで描かれるかはわからないが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(原題)』に繋がる種が『ソー:ラブ&サンダー』にまかれている…かも!?今後のガーディアンズの活躍を追うためにも、『ソー:ラブ&サンダー』は絶対に見逃せない作品となりそう。

 何が起こるかわからない、ノープランなソーの新章を描く、奇“ソー”天外&予“ソー”不可能なロック・バトル・アドベンチャー『ソー:ラブ&サンダー』は7月8日(金)に劇場降臨。(フロントロウ編集部)

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