ベースメイクが老け見えの原因に?
年齢を重ねるとともに気になるくすみ、色ムラ、シミ、色素沈着などの肌トラブル。なんとかして隠したくなるけれど、ファンデーションを厚塗りしたり、粉をたっぷりのせたりしてしまうと、肌本来のツヤや透明感まで消えてしまい、かえって肌トラブルが目立たせてしまうことも…。
そんな老け見えベースメイクを防ぐコツをセレブ御用達の売れっ子メイクアップアーティストたちがアドバイス。幅広い年齢層のセレブたちを手がけるメイクのプロが、ベースメイクのNGポイントとうるおい感のある若々しい印象に仕上げるテクニックを紹介した。
1.化粧下地を使っていない
Osmosis Colour Cosmeticsのアーティスティックディレクターで、メイクアップアーティストのアレハンドロ・ファルコンによると、ベースメイクが老けて見える原因のひとつは、化粧下地を使っていないこと。
化粧下地なんて使っても大して変わらないと思う人もいるかもしれないが、アレハンドロいわく、化粧下地には肌コンディションを均一に整え、ファンデーションの密着力をアップさせる効果があるため、使うのと使わないとでは大違い。
アレハンドロは「プライマー(化粧下地)は、小ジワやほうれい線、毛穴などを整える働きがあるので、ファンデーションのノリが良くなり、肌も若々しく見えます」とWomen's Healthでコメント。老け見えをおさえるためにも、化粧下地を取り入れたほうがいいとアドバイスした。
2.ファンデーションの色が肌と合っていない
2つめの原因は、自分の肌と合っていないファンデーショを使い続けていること。
メイクアップアーティストのサンディ・リンターは、米Allureに対し「たとえどんな肌色であっても、年齢を重ねるにつれて少し暗くする必要があります」とコメント。自分の肌より明るい色のファンデーションは、シワやほうれい線を目立たせる可能性があるため、できれば避けたほうがいいと明かした。
また、メイクアップアーティストのクリサンヌ・デイビスは「少し暗めのファンデーションを使うときは、マットよりツヤタイプのものを選びましょう。光を反射するツヤ肌仕上がりのほうが、肌がイキイキと輝いて見えます」とつけ加えた。
ベースメイクは少しの工夫で若々しく見せることができるもの。プロの意見を参考にいつものベースメイクをアップデートさせてみては。(フロントロウ編集部)