ボン・ジョヴィの初代ベーシストが死去
アメリカの人気ロックバンドとして知られるボン・ジョヴィの初期メンバーであるアレック・ジョン・サッチが70歳で亡くなったことが発表された。
アレックはボン・ジョヴィの初期メンバーで、ベースを担当。ティコ・トーレスやリッチー・サンボラは、アレックがボン・ジョヴィへと導いたほどバンドにとって重要な人物。
アレックは1994年にバンドを脱退したが、2018年にボン・ジョヴィがロックの殿堂入りを果たした際には、メンバーと共に参加。そしてセレモニーでは「ジョン・ボン・ジョヴィが何年も前に私に電話をかけてきて、バンドに誘ってくれた時、私はすぐに彼がどれほど真剣で、どんな方向に私たちを導きたいか明確なビジョンがあることに気づきました。そして、そのビジョンの一部であったことを、私はとても幸せに思っています」「バンドメンバーのみんな、私たちは一緒に多くの素晴らしい時間を過ごしました。私は彼らを死ぬほど愛しています、これからもずっと」と語っていた。
今回アレックの訃報を受け、ボン・ジョヴィは「親愛なる友人アレック・ジョン・サッチ の訃報に接し、胸が張り裂ける思いです。彼は唯一無二な人でした。ボン・ジョヴィの創設メンバーとして、アレックはバンドの形成に不可欠な存在でした。実際、私たちを引き合わせたのは彼なのです。彼はティコの幼なじみで、リッチーを僕らのライブに連れてきてくれました。アレックはいつもワイルドで、活気に満ち溢れていました。今日、その特別な思い出が私の顔に微笑みをもたらし、私の目に涙を浮かべます。私たちは彼がいなくなることを心から寂しく思います」と声明を発表。
メンバーもアレックの訃報にコメントを発表しており、ジョンはこの声明と共に「アレック、寂しくなります」とキャプションをつけ、自身のインスタグラムに投稿し、アレックを追悼。ボン・ジョヴィのキーボーディストであるデヴィッド・ブライアンは「今日は言葉がないです。ただ悲しいだけです。私のソウルブラザー、安らかに眠ってください」とインスタグラムでコメントを発表した。(フロントロウ編集部)