エリザベス女王とルイ王子が式典中に談笑
英王室のエリザベス女王の在位70周年を祝う記念式典、プラチナ・ジュビリーが約4日間にわたって行なわれ、初日に、バッキンガム宮殿のバルコニーにエリザベス女王をはじめとするロイヤルファミリーのメンバーが集結した。イベントには、ウィリアム王子とキャサリン妃の3人の子供たち、ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子も出席し、エリザベス女王とルイ王子が式典中に楽しそうにおしゃべりをする微笑ましい場面もあった。
その光景を見て多くの人たちが気になったのが2人の会話の内容。どうやらルイ王子はエリザベス女王に何か質問をしていたようなのだが、一体、何を聞いていたのか? 英The Mirrorの依頼を受けて読唇術の専門家であるジェレミー・フリーマン氏が解読したところによると、このときルイ王子はエリザベス女王に「レッドアローズは来る?」と質問したそうで、その問いに対し、女王は「来るといいわね」と答えたという。
レッドアローズはイギリス空軍のアクロバットチームで、ルイ王子とエリザベス女王の期待どおり、この日のイベントでバッキンガム宮殿の上空を飛行した。エリザベス女王から「あそこよ」とレッドアローズが来たことを知らされたルイ王子は、「わぁ!レッドアローズだ!あぁ、すごい音!」と大はしゃぎし、レッドアローズが空を赤、白、青に染めると、興奮気味に「イエス!イエス!イエス!」と叫んでいたとMirrorは伝えている。
ルイ王子の表情豊かなリアクションも話題に
ちなみに、レッドアローズの登場を楽しみにしていたルイ王子だが、いざ飛行機が上空を通過すると、爆音に耐えかねたのか、両手で耳をふさいで苦悶の表情を浮かべる様子も目撃されている。
新聞やネットニュースはもちろんのこと、SNSでもルイ王子のリアクションが大きな話題となり、プラチナ・ジュビリーの影の主役として注目を浴びることに。そのことはウィリアム王子とキャサリン妃の耳にも届いていたようで、後日、ケンジントン宮殿の公式ツイッターにメッセージを投稿した夫妻は、最後に「私たちは皆、信じられないくらい素晴らしい時間を過ごしました。とくにルイは…」という一文を付け加えている。(フロントロウ編集部)