マイルズ・テラーがウィリアム王子に言ったこととは?
1986年の映画『トップガン』の続編である『トップガン マーヴェリック』が世界的大ヒットを記録している。主演のトム・クルーズはこれまでに何本もの大ヒット作に出演してきた大スターだが、本作はそんな彼のキャリア史上最高のオープニング成績を記録。そのことからも、ハリウッド映画の低迷やコロナ禍を乗り越え、本作がどれだけの支持を得ているかが分かる。
そんな期待の作品だったこともあり、本作の公開前にはイギリスのロンドンでロイヤルプレミアが開催された。そこでは、トムや、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、そしてその他のキャストたちが、英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃と対面。
スターとして数十年と場数を踏んできたトムならまだしも、新キャストたちにとってロイヤルファミリーと対面し、会話をすることはやっぱり緊張の一幕だったよう。ペイバックを演じたジェイ・エリスは米ETのインタビューで、当時の様子を明かした。
「あれは本当にクレイジーでした。(エチケットといった)僕たちがしなければいけないことをすべて説明されました。先に声をかけてくるのは向こうからで、自分たちは手を差し出して、『殿下、お会いできて光栄です』と言う。そして自分たちが言う最初の質問は、『お元気ですか?』ということ(笑)。僕たちは誰もなんて言うべきか分かりませんでしたよ。あなたならなんて質問します?」
しかし、ある1人の俳優だけは緊張していなかったよう。それどころが、ウィリアム王子にむかって、あまりにフレンドリーな言葉を発したそう。それが、ルースター役のマイルズ・テラー。
「そんな時にマイルズ・テラーが、『目がすごく青いですね』とか言うものだから。僕たちはみんな完全に不意をつかれました。彼は王子なんですよ!ずっとテレビで見ていた存在ですから。クレイジーでしたね」
ウィリアム王子はたしかに碧眼だが、全員が緊張している場面で、自分の友人が怖いもの知らずな発言をすることほど怖いことはない。とはいえ、ウィリアム王子やキャサリン妃は気さくなことで知られ、このイベントでもキャストたちと楽しそうに話す姿が目撃されていた。ジェイは、ウィリアム王子が英国空軍に所属していた時代に乗っていた機体について話をしたそう。
(フロントロウ編集部)