スターバックスのカップはどのサイズでも内容量は同じだと主張するTikTok動画が拡散されるなか、スターバックスのバリスタが、それは嘘だとして証拠を見せた。(フロントロウ編集部)

スタバのカップは詐欺?

 スターバックスのカップはどのサイズでも内容量は一緒だとするTikTok動画が、再生回数1,500万回を超えてバズっている。

 “どのサイズでも内容量は一緒”というのはどういうことなのか。「スターバックスの詐欺」というコメントが書かれた動画では、1人の男性が、スターバックスのマークが描かれた3つのサイズのカップを用意。まずは最も小さいサイズが満杯になるようにコーヒーを淹れる。そしてそのコーヒーを中サイズのカップに入れ替えると、中サイズのカップも満杯になるのだ。つまり男性は、スターバックスでは小サイズの量で他のカップも満杯になるのに、サイズ別に価格を上乗せていると主張している。

 そんなことはあるはずはないが、とはいえ、例えばカップの太さや高さのデザインで、同じ容量のサイズが異なるサイズに見えているのか?という疑念を持ってしまう人もいるだろう。大手チェーン店のドリンクのサイズは違っても容量は同じだという主張がされたのはこれが初めてではなく、2020年3月には、マクドナルドのドリンクカップで同じ主張がされ、現在までに170万を超えるいいねがついている。

 そんななか、スターバックスで働く本物のバリスタが、実際に3つのサイズのカップでコーヒーを移し入れて、男性の主張が嘘であると証明した。

 2人のバリスタは、動画の最初から“そんなわけないでしょ?”と言いたげな表情を浮かべており、すでに面白い。そして小サイズのカップから中サイズのカップにコーヒーを移したところ、小サイズの量では、中サイズのカップは3分の2ほどにしかならない。そして大サイズでは、半分ほどに。

 この結果はまったくもって当然のことなのだが、嘘を否定していくことは重要。2人のコメント欄には、「元バリスタとして、2人がこれをしてくれて感謝!」「2人が明確にしてくれて良かった」といった意見が多く寄せられている。

 スターバックスのカップを使った男性も、マクドナルドのカップを使った男性も、カップの底を見せていないため、そこに仕掛けを隠しているのだろうと予想されている。

(フロントロウ編集部)

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