ユージェニー王女がプラチナ・ジュビリーで新タトゥーを解禁
イギリス王室のエリザベス女王の在位70周年の記念式典、プラチナ・ジュビリーで、女王の孫でウィリアム王子とヘンリー王子のいとこにあたるユージェニー王女がタトゥーを密かにお披露目していたことがわかった。
ユージェニー王女がタトゥーを入れた場所は、左耳のうしろ。髪をおろしているとわからないが、この日はハーフアップにしていたため、耳のうしろのタトゥーがお目見えするかたちとなった。ユージェニー王女がこの小さな円形のタトゥーの存在について語ったことはなく、どういった意味があるのかはわかっていない。円は“生命の輪(Circle of Life)”のシンボルでもあるが、果たして。
イギリス王室では、ユージェニー王女のほかに、エリザベス女王のいとこであるエドワード王子の孫レディ・アメリア・ウィンザーがタトゥーを入れているほか、他国では、デンマーク王室のフレデリック皇太子やモナコ公室のステファニー公女、スウェーデン王室のソフィア妃もタトゥーを入れていることで知られる。また、エリザベス女王の祖父でかつてのイギリス国王であるジョージ5世が、1881年に日本を訪れた際に虎と龍のタトゥー(入れ墨)を入れたのは有名な話。
ちなみに、エリザベス女王の次男アンドルー王子を父に持つユージェニー王女と姉のベアトリス王女は、王位継承順位12位(※2022年6月時点)のロイヤルファミリーの一員であり、王室の行事にもよく参加しているが、高位王族ではない。英Royal Centralによると、高位王族の定義は“王室のメンバーで、自身の権利と王室のために継続的に職務を遂行する者”で、米Town&Countryは、“通常は継承順位が高い女王の成人親族で、女王に代わって定期的に職務を遂行し、王政を代表する者”と表現している。
公務に勤しむ次期国王のチャールズ皇太子、その息子のウィリアム王子と妻のキャサリン妃は高位王族に当てはまり、かつてはヘンリー王子と妻のメーガン妃も高位王族の立場にあったが、2020年3月末に王室脱退を表明すると同時に高位王族の座を退いた。(フロントロウ編集部)