※この記事は『トップガン マーヴェリック』のネタバレを含みます。
サイクロン役のジョン・ハムがビーチシーンへの本音をぽろり
トム・クルーズ主演の映画『トップガン マーヴェリック』にサイクロン役で出演するジョン・ハムが、米UPROXXのインタビューでビーチシーンで“仲間はずれ”だったことへの本音を漏らした。
『トップガン マーヴェリック』にはオリジナルをオマージュした場面がいくつかあるが、このビーチシーンもそのひとつ。本作では、パイロットたちがプレーするスポーツがバレーボールではなくアメフトに変わっているが、前作を彷彿とさせるアツいシーンとなっている。しかし、その裏で出演者たちは涙ぐましい努力をしていた。ジョセフ・コシンスキー監督いわく、出演者たちに鍛えることを強制したわけではないが、みんなプレッシャーから自主的に筋トレに励んでいたそうで、ルースター役のマイルズ・テラーはビーチシーン撮影時の体脂肪率が7%だったことをYouTubeチャンネルのJoeで明かしている。
このビーチシーンにサイクロンも登場するが、少し離れたところから試合を眺めているだけで、当然、服も着たまま。ジョンより年上のトムはこのシーンで素晴らしい肉体美を披露しているが、ジョンは裸になるシーンを「若い世代に任せることができて心から嬉しい」と思っているそうで、参加できなくて寂しくなかったかという問いに「いいえ」ときっぱり。「シャツと靴をキープすることができて大満足です。ローファーとソックスでビーチで夕日を眺めるというのは、何か特別な感じがします」と言い切った。
ちなみに、ジョン演じるサイクロンは任務の指揮を執る提督で、戦闘機に乗るシーンはない。そのため、少し寂しさもあったという。トムをはじめとするパイロット役の出演者たちは、戦闘機シーンのために過酷な飛行訓練を積んだことで知られるが、ジョンは「訓練を経験せずに済んで本当によかった」としたうえで、「90パーセントはあんな目に遭わずに済んだことへの安堵感、そして10パーセントはFOMO(※)や嫉妬心がありました」とUPROXXに語っている。
※「Fear of Missing Out」の略語で、「自分だけ取り残される、あるいは自分の知らないところで何かが起きることへの不安」を意味する。
(フロントロウ編集部)