ステージでも落ちないメイクのコツ
夏メイクの永遠の課題といえば、汗やテカリによる崩れ。外出前にキレイにメイクしても、時間が経つとドロドロに…なんてことは日常茶飯事。そんな夏のメイク崩れを防ぐために参考にしたいのが、シンガーのビヨンセのメイク。
ステージでパワフルかつ完璧なパフォーマンスを披露するビヨンセは、ステージでも落ちない完璧なメイクもたびたび話題に。たとえば2018年にコーチェラ・フェスのヘッドライナーを飾ったときには、2時間ほどのパフォーマンスを行なったにもかかわらず、まったく落ちていなかったメイクが注目され、ビヨンセが着用したマスカラが大ヒットした。
そんなビヨンセの“崩れないステージメイク”の秘密を、長年専属メイクアップアーティストを務めるサー・ジョンが明かした。
2つの質感のコスメを重ね塗り
これまで何度も「ビヨンセのステージメイクはなぜ落ちないのですか?」と聞かれてきたというサー・ジョンはそのたったひとつの答えとして、異なる質感のコスメを重ね塗りする“重ねワザ”を紹介。
サー・ジョンはそのメイク法について、「まずクリームやリキッドタイプのファンデーションを使用し、その上からパウダーを重ねます。チークやアイシャドウでも同じように2つの質感を二重に重ねることが大事です」と英Vogueで話し、それだけで“永遠にメイクをキープできる”と説明。
クリームやリキッド状のコスメの上からパウダー状のコスメでコーティングすることで、時間が経ってもヨレにくくなるのだという。
ちなみにこのテクニックは、ベースメイクやアイメイク、チークだけでなく眉メイクでも役に立つそう。
サー・ジョンは、「ペンシルタイプのアイブロウの上から、パウダータイプのアイブロウやアイシャドウを重ねると落ちにくくなります」と説明。じつはペンシルタイプのアイブロウにはワックスなどが入っているため、単品使いでは時間が経つとヨレやすいのだけれど、その上からパウダーを重ねることで落ちにくくなるという。
ビヨンセのステージメイクを手掛けるメイクアップアーティストが教える、落ちにくいメイクのコツ。絶対に崩したくない日には、ぜひ実践してみて。(フロントロウ編集部)