※この記事には、ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』最終回のネタバレが含まれます。
『オビ=ワン・ケノービ』のカメオ出演
『スター・ウォーズ』ユニバースのドラマで、プリクエル3部作よりユアン・マクレガーやヘイデン・クリステンセン、ジョエル・エドガートンやボニー・ピエスなどがカムバックした『オビ=ワン・ケノービ』がついに最終回を迎えた。
レイアとオビ=ワンの絆を中心に、弟子がダース・ベイダーとなってしまったオビ=ワンの苦しみや、迫害されるジェダイたちの闘いを描いた本作では、発表されているキャスト以外もカメオ出演があるだろうと予想されていた。
そしてその予想どおり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストで俳優のフリーやザック・ブラフ、ユアンの実の娘エスター・ローズ・マクレガーといった面々が出演。
エスター・ローズ・マクレガー。
プリクエル3部作からは、イアン・マクダーミドが演じるパルパティーンや、サミュエル・L・ジャクソン演じるメイス・ウィンドウの登場が期待されていたが、物語のタイムライン的に存命であることが分かっていたパルパティーンのみがカムバック。
残念ながらメイスの復活はなかったが、一方で、別の俳優がユニバースに帰ってきた。それは、クワイ=ガン・ジンを演じたリーアム・ニーソン!
リーアム・ニーソン、復活にコメント
『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』に登場したオビ=ワンの師匠であり、幼きアナキン・スカイウォーカーを見つけたジェダイであるクワイ=ガンだが、映画の最後でダース・モールに敗れた。
さすがにその事実は変わらず、今回はフォースの霊体としてオビ=ワンの前に姿を現した。『オビ=ワン・ケノービ』では、力を使わなくなったオビ=ワンがほとんどフォースを使えなくなっていたが、最終回ではふたたびジェダイとして力を発揮。そこで、最後にはクワイ=ガンと再会できたという流れは納得できるものだった。ドラマで、クワイ=ガンが見えないながらもマスターである彼に向って苦しみを話すオビ=ワンの姿が何度も描かれていたのは、このエンディングのためだったのだろう。
そして、米THRのインタビューで、リーアムが復帰についてコメント! そこには、『スター・ウォーズ』への敬意と、ドラマのエグゼクティブプロデューサーでもあるユアンの存在があったそう。
「クワイ=ガン・ジンを他の誰かに演じてほしくなかったのでね。そして、ジョージや彼が生み出した神話の世界に敬意も表したかったんです。プラス、ユアンは友人で、25年前に『ファントム・メナス』で一緒に働くのは楽しかったですから」
『オビ=ワン・ケノービ』にシーズン2があるかどうかは、現時点では決まっていない。しかしキャスリーン・ケネディ社長は、シーズン2の制作はファン次第だと明かしている。もしシーズン2が制作されることになれば、リーアムは正式にキャストの一員になりそうだが、果たしてどうなるだろうか。
(フロントロウ編集部)