ディズニープラスのスターにて、伝説のパンクロックバンド、セックス・ピストルズを描いたドラマ『セックス・ピストルズ』が配信されることが決定した。(フロントロウ編集部)

『セックス・ピストルズ』がディズニープラスのスターで配信

 1970年代にイギリスから世界的なムーブメントを起こした伝説のパンクロックバンドのセックス・ピストルズのギタリスト、スティーヴ・ジョーンズの自伝『Lonely Boy: Tales from a Sex Pistol』を基にセックス・ピストルズを描いた、ドラマ『セックス・ピストルズ』が7月13日からディズニー公式動画配信サービスDisney+ (ディズニープラス)の「スター」で配信されることが決定した。

 今回ドラマの配信に先立ち、予告編が解禁された。

 予告編では、当時のイギリスと世界にとって、セックス・ピストルズの登場がいかにセンセーショナルだったかを感じさせてくれる。古臭さと格差が浮き彫りになるイギリスの風景が、セックス・ピストルズの代表曲である「アナーキー・イン・ザ・U.K.」が流れ出した瞬間に一変し、彼らの人生と世の中が激動の渦の中に飲み込まれていく様子が映し出される。

 監督を務めるのは、今なお世界の若者を魅了する『トレインスポッティング』、アカデミー賞監督賞を受賞した『スラムドッグ・ミリオネア』など、数々の名作を生み出してきた巨匠ダニー・ボイル。脚本は、『ムーランルージュ』、『華麗なるギャツビー』を手掛けたクレイグ・ピアース。

 そしてセックス・ピストルズのメンバーは、イギリスの才能溢れる若手俳優たちが演じる。ヴェネチア映画祭最優秀新人賞に輝いたトビー・ウォレスがギターのスティーヴ・ジョーンズ役、今作で俳優デビューとなるジェイコブ・スレイターがドラムのポール・“クッキー”・クック役、『1917命をかけた伝令』出演のアンソン・ブーンがボーカルのジョン・ライドン役、TVドラマで着実に実力をつけるクリスチャン・リースがベースのグレン・マットロック、そして『エノーラホームズの事件簿』で注目を浴びたルイス・パートリッジが二代目のベースとなるシド・ヴィシャス役を演じる。

 さらに、セックス・ピストルズに多大な影響を与える周囲の人物にも個性的なキャストが出演する。”セックス・ピストルズの生みの親”と呼ばれ、マネージャーを務めたマルコム・マクラーレン役にはトーマス・ブロディ=サングスター、ファッションデザイナーとしてはもちろんマルコムと共に彼らをプロデュースしたヴィヴィアン・ウエストウッド役にはタルラ・ライリーが演じる。

 また、”パンクの女王”ジョーダン・ムーニー役にはメイジー・ウィリアムズ、シドの恋人で悲劇的な最後を迎えるナンシー・スパンゲン役にはエマ・アップルトン、ヴィヴィア
ンのブティック「SEX」で働き、その後プリテンダーズとして活躍するクリッシー・ハインド役はシドニー・チャンドラーが務める。

 1975年にデビューした彼らは反体制的な歌詞、斬新なファッションなどによってすぐに注目された一方で、危険視され中止運動が起こるなど世間を騒がせる存在となる。しかし、アメリカツアーの失敗、バンド内の不和、突如の脱退などによって、活動時期はたった3年にも満たず終わりを迎える。オリジナルメンバーであるスティーヴから見た、新しい視点でのセックス・ピストルズはどのように語られるのか注目したい。

©2022 FX Productions. All rights reserved.

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.