『エルヴィス』の主演にオースティン・バトラーが抜擢
“キング・オブ・ロックンロール”と呼ばれ、“史上最も成功したソロアーティスト”としてギネスに認定されているエルヴィス・プレスリーの生涯を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が映画化!
誰もが一度は耳にしたことがある音楽がスクリーンを彩る映画『エルヴィス』。実在した大スターであるエルヴィスを演じる主演俳優が抱えるプレッシャーは大きいが、ラーマン監督が見つけ出したのが、オースティン・バトラーだった。
見染められた期待の俳優オースティンって、一体どんな人?
10代でセレーナ・ゴメスやマイリー・サイラスと共演
1991年生まれのオースティンは、今年で31歳。代表作となるのは『エルヴィス』と言えるが、これまでも多くの有名作品に出演してきた経歴を持つ。
10代の頃には、『ハンナ・モンタナ』や『iCarly』、『ウェイバリー通りのウィザードたち』といった大ヒットドラマに出演。『ウェイバリー通りのウィザードたち』の主演であるセレーナ・ゴメスとオースティンはプライベートでも親しく、2012年には当時の恋人であるヴァネッサ・ハジェンズやアシュリー・ベンソンらとともに、イタリアのベネチアを観光していたことも。
最近では、クエンティン・タランティーノ監督による映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に参加。2023年に公開予定の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編では、主要キャラクターであるフェイド・ラウサを演じると見られている。フェイド・ラウサは、1984年の映画『デューン/砂の惑星』でシンガーのスティングが演じたカリスマ的キャラクターであり、実在したエルヴィスを演じるという大仕事をやりきったオースティンが、今度はカリスマ性に溢れるスティングが演じたフェイド・ラウサをどう演じるのかに注目が集まる。
エルヴィス・プレスリーを歌声まで真似しきった実力
実在したシンガーやバンドを追った伝記映画はこれまでも製作されてきた。そのなかで、音楽部分は本人たちの音声データを使うことが多い。
しかし『エルヴィス』では、オースティンが歌った!
オースティンは米THRのインタビューで、「制作を始めた時、僕は自分の声を(エルヴィス本人と)同じにすることを目標にしました。それは恐怖でした。しかし、それで火がついたんです。撮影に入る前の1年間は、ボイス・コーチングを受けていました」と語っており、彼の努力が分かる。
バズ・ラーマン監督が公開した『エルヴィス』のカメラテストでの様子。
彼の歌声は、大きなスクリーンの前で大音量で聞きたい完成度を誇っている。
ヴァネッサ・ハジェンズと9年交際した一途さ
そんなオースティンは、『ハイスクール・ミュージカル』で有名なヴァネッサと9年交際していたことでも有名。20歳になる2011年からヴァネッサと交際していたオースティン。20代のほとんどを一緒に過ごした2人だったが、2020年に残念ながら破局という決断。
その後オースティンは、リリー・ローズ・デップとデートを重ね、キスしているところが目撃されることもあったが、真剣交際にはいたらず。しかし2021年末にモデルのカイア・ガーバーとデートしている姿が目撃され、2022年3月にキス写真を公開して晴れてカップルデビュー。
今後も注目作への出演が続くオースティンは、要チェック!
(フロントロウ編集部)