エリザベス・オルセンが『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』を観ていない理由
今年5月4日に全国公開されて、日本でも21億円を超える興行収入をあげるなど大ヒットとなったMCU映画『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』だが、同作にメインキャラクターのスカーレットウィッチことワンダ・マキシモフ役として出演したエリザベス・オルセンは、まだ同作を観ていないという。
自分の出演作をあえて観ないという俳優も中にはいるが、彼女はそうではないといい、「どうすればより良くできるかを知るために、（出演作を自分で観て）何かを学ぶことが好きな人間なので」と、出演作は観るようにしていると米・人気トーク番組『The Tonight Show（原題）』に語ったエリザベス。
普段は出演作を観ているというエリザベスは、『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』もプレミアに出席した際に観るつもりだったそうだが、当日に風邪を引いてしまったそう。
「プレミアの時は風邪を引いてしまっていたので、（映画を観るために）ずっと座っていたくはないと思い、後で自分で観られるようにコピーを送ってもらえるようにお願いしました」と、エリザベスは後で自宅で観られるよう、作品のデータを送ってもらえるように頼んだという。
しかしながら、届いたデータには、コピーされないように厳重なセキュリティがかけられていたそうで、本編映像に自身の名前と鑑賞した日時が表示される仕様になっていたという。「画面に自分の名前や私がそれを観ていた時間が表示されていて。そういう風には観たくなかったんです」とエリザベスは番組で明かした。
「自分の名前が載っているし、正確な日付や時間も載っているんですよ」と強調し、「すごく気が散ってしまいます」と語ったエリザベス。司会のジミー・ファロンは「違法に販売されないように」そういう仕様にしていると説明したのだが、彼女はそれでも不満があったようで、「どうしてそんなことをしようと思うのでしょう？ 一体誰に送るのですか？ どうしてコンピューターにレコーディングしようと思うのでしょう？」と、自分は絶対に違法行為をしないので通常版を送ってほしかったと振り返った。（フロントロウ編集部）
