映画『プラダを着た悪魔』が公開から16年を迎え、主演のアン・ハサウェイがお祝いのメッセージを投げた。(フロントロウ編集部)

アン・ハサウェイの代表作『プラダを着た悪魔』

 ファッション雑誌の鬼編集長ミランダのもとに新人アシスタントとして雇われた主人公アンディが、ファッション業界で奮闘しながら成長していく過程を描いた同名小説を映画化した『プラダを着た悪魔』。2006年に公開され大ヒットを記録した本作が、公開から16周年を迎えた。

画像: アン・ハサウェイの代表作『プラダを着た悪魔』

 そこで主人公アンディを演じたアン・ハサウェイが、『プラダを着た悪魔』16周年を自身のインスタグラムでお祝い。

 アンは米Interviewの企画で答えた劇中でのお気に入りのルックや、その他数枚の写真をインスタグラムにアップ。そして「『プラダを着た悪魔』に、記念日おめでとう。とくに、素晴らしい(衣装担当の)パトリシア・フィールドに特別な愛を込めて!彼女は私たちに最も素晴らしく、アイコニックで楽しいコスチュームを着せてくれ、それが16年経った今もなぜか役に立っています。これぞマジックです」とコメント。

 さらにこの投稿のコメントには続きがあり、「私も含め、多くの人の人生とキャリアを形作ったこの愛すべき映画の写真を振り返ると、この映画の若い女性キャラクターが、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康と権利)を尊重する国で人生とキャリアを築いたという事実に驚かされます。では、また闘いの中で会いましょう」と、米連邦最高裁が女性の人工妊娠中絶を認めた1973年の「ロー対ウェイド」の判決を覆す決定を下したことについても触れられ、以前から女性の権利について声を上げているアンらしい、16 周年お祝いのコメントとなった。

 ちなみにガットマッハー研究所によると、今回約50年守られてきた女性たちのリプロダクティブ・ヘルスの権利が奪われたことにより、全米50州中26州で中絶が禁止になる可能性があるという。

(フロントロウ編集部)

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