イギリス王室のウィリアム王子が声を荒げる姿をとらえた映像が話題になるなか、王室が声明を発表。動画を見た一部の人たちからは同情の声が集まっている。(フロントロウ編集部)

ウィリアム王子が声を荒げる姿をとらえた映像が話題に

 英王室のウィリアム王子がカメラマンと思われる人物を怒鳴りつける様子を撮影した動画がネット上に出回っている。英Teleglaphによると、動画は2021年に撮影されたもので、当時、ウィリアム王子は妻のキャサリン妃と3人の子どもたち、ジョージ王子シャーロット王女ルイ王子と自転車に乗ってプライベートで外出している最中だった。

 ウィリアム王子は、プライベートにもかかわらずカメラマンが自分たちを尾行し、無断で子どもたちの写真や動画を撮影したことに腹を立てていたそうで、カメラマンは“ウィリアム王子一家を撮影する意図はなかった”と主張したが、ウィリアム王子はまったく納得がいっていない様子だったという。

画像: ウィリアム王子が声を荒げる姿をとらえた映像が話題に

 実際、拡散された動画には、ウィリアム王子がカメラマンに対して、「よくも子どもたちに対してこんなことができるな。よくもこんなことを!君はこの辺をうろつきまわって、私たちのことを探していただろう?」、「私は土曜日に子どもたちと静かにサイクリングに出かけただけだ。そして、(つけ回しておいて)君は名乗りもしない。なんてヒドい奴だ。君は最低だ。君は…。なんでここにいるんだ?」と声を荒げる様子が映っており、途中でキャサリン妃らしき女性の「私たちは子どもたちと一緒に自転車に乗って出かけているところです。あなたの姿を家の前で見ました」という声も聞こえた。

 王室は、ロイヤルファミリーのメンバーに関するウワサや個人的な問題についてあまり声明を発表しないことで知られるが、事態を重く見たのか、ケンジントン宮殿は「このビデオは家族のプライバシーを侵害するものです」と反論している。王室はこの動画が掲載されているすべてのウェブサイトからの削除を求めており、カメラマンには口論のあと、すぐに弁護士から連絡が入ったという。

 ちなみに、ウィリアム王子に対しては、“やりすぎだ”と苦言を呈する声もあるが、子どもたちを守るための行動でもあったことから同情する声も多く集まっている。(フロントロウ編集部)

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