新たなロマンスや脅威！『マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン2の新キャストを大特集

シーズン2も100％評価！ 3人が殺人事件の容疑者に

　批評サイトRotten Tomatoesで2021年のベスト番組の1位（※）に輝きエミー賞17部門ノミネート中のドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』は、2022年6月28日からディズニープラス「スター」で配信が始まったシーズン2も記事執筆時点で批評家評価100％というパーフェクトスコアをキープしており、前シーズンに続き大きな注目を浴びている。さらに、大ヒットなだけに当たり前とも言えるが、シーズン2を配信開始したばかりだと言うのに早くもシーズン3の配信が発表されてファンを大盛り上がりさせている。

　シーズン2では、メイベル（セレーナ・ゴメス）、チャールズ（スティーブ・マーティン）、オリバー（マーティン・ショート）の3人がマンションの理事長バニー殺害事件の容疑者に。今シーズンからニューフェイスが加わったことで、新たなストーリーが生まれ、“アルコニア”の歴史や秘密も明らかになり、捜査はより複雑に、より面白く、より壮大になっていく！

※Rotten Tomatoesで2021年に批評家評価100％を獲得した番組のなかで最もレビュー数が多かった。

敵？ 味方？ シーズン2を盛り上げる新キャストたち

アリス／カーラ・デルヴィーニュ

　人気ポッドキャスターとなったメイベルがインスタグラムに公開した壁画に興味を持ち、メイベルにコンタクトを取るアーティストのアリス。不思議なオーラに包まれたアリスにメイベルも惹かれるのだが、果たしてアリスは本当にメイベルを助けようとしているのか？ アリスとメイベルが初対面するシーンで、「本物には敵わない」と歌うナタニアの「Real Thing」が流れていたが、もしやこれはアリスが“偽物”だというヒント？

　演じるカーラ・デルヴィーニュは、セレーナが15歳だった頃からの友達。俳優業は少しお休み期間に入ろうとしていたときに出演オファーがあり、もともと本作の大ファンだった ためやりたいと即答したそう。

「エキストラの役でもやっていたでしょう。この番組が大好きすぎて、撮影現場にいられるだけで夢のようでした」ーカーラ・デルヴィーニュ、Extra TVに明かして

レオノーラ・フォルジャー／シャーリー・マクレーン

　朝から完璧にドレスアップしてカクテルグラスを傾けるハイソサエティの女性、レオノーラ。娘バニーが亡くなったことを知りアルコニアに現れるが、理由は娘を追悼するためではないよう。アルコニアの昔を知る彼女の登場が、知られざるビルの歴史やチャールズの家族の過去を明らかに していく。

　『マーダーズ・イン・ビルディング』は多世代のスターが登場するのが魅力のドラマだが、シャーリー・マクレーンは、重鎮スティーブ・マーティンとマーティン・ショートもレジェンドだと尊敬する大女優。クリエイターのジョン・ホフマンが旧友シャーリーに出演してほしくて役を書いた のだそう。ものすごい存在感 でシリーズにさっと溶け込むのはさすが大女優。

「スティーブとマーティンとは昔からの知り合いなんです。世間話や昔話をすることも多いですが、彼らはとても知的なので、マジメな話をしていますよ。（制作陣の）中には、私がまだ生きているとは思わなかった人もいたと思います」ーシャーリー・マクレーン、Town & Countryに明かして

エイミー・シューマー／エイミー・シューマー

　アルコニアのペントハウスにコメディ俳優のエイミー・シューマーがお引越し。本人とは言え、エイミーを数倍オーバーにしたキャラとなっており、凄まじい自己中ぶり＆オーバーリアクションで、あのオリバーさえもタジタジさせる。エイミーは映像化のためにポッドキャスト番組の権利を欲しがっているのだが、スティングの時と同じく容疑者リストに入るのか？ 　

　セレーナ・ゴメスは何年も前からエイミーのファン であることを公言しており、エイミーのコメディ番組に出演したことも。一方でエイミーはコメディ界の大先輩であるスティーブ・マーティンを「ヒーロー」と呼んでおり、2017年にはスティーブ製作のコメディ劇に出演した。今回のゲスト出演はそういった経緯からのことのよう。

「エイミー・シューマーは私がジョークを言い終える前に、さらに上をいくジョークを言うのです」ースティーブ・マーティン、ET Canadaに明かして

ニーナ・リン／クリスティーン・コー

　アルコニアのような伝統ある巨大マンションの理事長はそう簡単には務まらないが、その大役を余裕の表情でバニーから受け継いだのが、ヘッジファンド・マネージャーであるニーナ・リン。3Cに暮らすハワードが「If you thought Bunny was a bitch… get a load of this one（バニーをビッチだと思ったなら...この人はその上をいく）」と言うほどの人物。バニーが自ら後継者に選んだ人物なのだが、死の直前にバニーとちょっとした騒動 があり、容疑者のひとりとして名前が挙がる。

ルーシー／ゾーイ・コレッティ

　シーズン1でチャールズが語った人生最大の哀しみは、“ルーシー”の存在だった。ルーシーはチャールズの元恋人エマの娘で、6年間も一緒に過ごしていたため本当の親子のような関係だったが、ある日エマはルーシーを連れて突然チャールズの元を去ってしまった。シーズン2ではそんなルーシーがアルコニアに登場！ メイベルら世代を超えたトリオのやり取りも面白かったが、さらにそこに未成年が加わったらどのような化学反応を起こすのか？

クレップス刑事／マイケル・ラパポート

　バニー殺害事件を担当する捜査官として、新たにクレップス刑事が登場。シーズン1のウィリアムズ刑事はどこか愛を持って3人を見守ってくれたが、言葉づかいが荒く、戯言はゆるさない厳しいタイプ のクレップス刑事は、容疑者でありながらポッドキャスト番組を制作する3人の能天気ぶりには憤慨しそうなので、コメディアンでもあるマイケル・ラパポートのキレ芸が楽しめそうな予感。

　さらにシーズン2では、前シーズンからポッドキャスターのシンダ・カニング（ティナ・フェイ）や、猫好きな住人のハワード（マイケル・シリル・クレイトン）、超毒舌な住人ウマ（ジャッキー・ホフマン）なども継続して出演しており、新シーズンは3人と他キャラクターとのからみが前以上に豊富。その分、ヒントも増え、容疑者も多くなり、マーダーミステリーの楽しさは増すばかり！

　ドラマ『オンリー・マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン2はディズニープラス「スター」で独占配信中。シーズン1は全話配信中で、全10話のシーズン2は毎週火曜日に新エピソードが追加されていく。

＜作品情報＞
ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』
シーズン1～2　ディズニープラス「スター」で独占配信中

ディズニープラス「スター」とは
ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+（ディズニープラス）」で展開されているブランドのひとつ。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル・ジオグラフィックのほかの、ディズニー傘下（Hulu、20世紀テレビジョン、ABC、FX、Freeform、サーチライト等）の作品が追加料金なしで視聴できる。
https://www.disneyplus.com/

「スター」の独占オリジナル作品
『カーダシアン家のセレブな日常』、『パム＆トミー』、『パパと恋に落ちるまで』、『ドロップアウト～シリコンバレーを騙した女』、『LOVE,ヴィクター』、『ティーチャー』など

セレーナ・ゴメスの新たな代表作！ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』の見どころを徹底解説 - フロントロウ -海外セレブ＆海外カルチャー情報を発信

口コミ評価の高さで新記録を作るほど大ヒットしたドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン1の見どころを、6月28日にディズニープラス「スター」でシーズン2が配信開始する前に解説。記事後半にはシーズン1の真犯人を明かさない程度のネタバレが含まれます。

front-row.jp

（フロントロウ編集部）