アーミー・ハマーがホテルコンシェルジュに転身!?噂の真相は…
スキャンダルによって出演を予定していた全作品を降板し、俳優業の休業を余儀なくされた俳優のアーミー・ハマーが、ケイマン諸島のホテルでコンシェルジュとして働いているというウワサが広まっている。
きっかけとなったのは、コメディ番組『Desus & Mero(原題)』のプロデューサーであるムナ・マイア氏のツイート。同氏が、アーミーの顔写真が掲載されたチラシに、「友人の両親がケイマン諸島に休暇に行ったとき、アーミー・ハマーがコンシェルジュを務めたそうです」というコメントを添えてツイッターに投稿したことで、“アーミーがホテルコンシェルジュに転身した”というウワサが一気に拡散。
米Varietyによると、問題のチラシには、おすすめスポットの紹介や、地元のレストランや小旅行、釣りに行く際に使用できる割引券のほか、「私はあなたのパーソナル・コンシェルジュ。あなたのバケーションを最高のものにするお手伝いをします」というメッセージも書かれていたという。
しかし、このチラシは偽物だった。後日、Varietyの取材を受けたアーミーの顧問弁護士で代理人のアンドリュー・ブレットラー氏は、チラシが偽物であることを認めると同時に、アーミーがホテルのコンシェルジュとして働いているというウワサを否定。チラシはホテルのスタッフによるイタズラであったことが明らかになった。
今回、名前が挙がったホテルに従業員ではなく客として滞在するアーミーは、一部のスタッフとゴルフをするほど仲が良いそうで、チラシは仲間内のジョークだった。Varietyに取材に応じたスタッフは、おもしろ半分で偽のチラシを作って配ったところ、予想以上の反響があり驚いたと明かしている。
アーミー・ハマーをめぐる疑惑と騒動を振り返る
映画『君の名前で僕を呼んで』で脚光を浴びて以降、話題作への出演が目白押しで、今後さらなる活躍が期待されていたアーミーだが、関係を持った複数の女性から“裏の顔”を暴露されたことがきっかけで、ジェニファー・ロペスと共演予定だった映画『Shotgun Wedding(原題)』や、映画『ゴッドファーザー』制作の舞台裏を描く新作ドラマ『ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男』など、出演を予定していたすべての映像作品および舞台の降板を余儀なくされた。
アーミーは弁護士を通じて自身にかけられた疑惑を否定しているが、一連の騒動をうけて、所属する大手タレントエージェンシーのWMEはアーミーとの契約を解除。長年、パブリシスト(広報担当のエージェント)を務めてきた人物からも見限られたと米Hollywood Reporterは伝えている。
そんなアーミーの現在はというと、昨年5月に酒や薬物、セックスの問題で治療を受けるために、フロリダ州のオーランド郊外にあるリハビリ施設に入所したことが報じられて以来、表舞台から姿を消しており、今後の俳優活動についても不透明となっている。(フロントロウ編集部)