キャロライン・ケネディ元駐日大使の息子ジャック・シュロスバーグが、母を通じて交流のあった安倍晋三元首相を追悼した。(フロントロウ編集部)

ジャック・シュロスバーグが安倍元首相を追悼

 故ジョン・F・ケネディ元米大統領を父に持つキャロライン・ケネディ元駐日大使の息子ジャック・シュロスバーグが、参議院選挙の応援演説中に銃撃され亡くなった安倍晋三元首相を追悼した。ジャックは、バラク・オバマ政権時代に駐日大使として日本に派遣された母を通じて、当時の日本の首相だった安倍氏と交流があった。

 「民主主義、法の支配、日米同盟を重視する変革的なリーダー。彼のレガシーは、日本人の強さと日米の絆の中で生き続けます。お疲れ様でした」

 また、ジャックはインスタグラムのストーリーに思い出の写真を複数投稿し、自身の23歳の誕生日を祝ってくれたのが、母のケネディ元駐日大使と安倍元首相の2人だけであったことを明かした。

 「私の23歳の誕生日会に来てくれたたった2人のゲスト(ケネディ元駐日大使と安倍元首相)は、日米同盟をより強固なものにするために協力し合いました」

画像1: ©︎Jack Schlossberg/Instagram

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 「安倍元首相は日本を変えた素晴らしいリーダーでした」

画像2: ©︎Jack Schlossberg/Instagram

©︎Jack Schlossberg/Instagram


 さらに、「彼の遺志は日本人の強さの中に息づいています」という言葉とともに投稿した画像には、安倍元首相と安倍昭恵夫人、そして自身の両親と一緒に撮った記念写真が写っていた。写真は額に入れて飾られており、余白には、英語で書かれた「To Jack, Happy Birthday!(ジャックへ、誕生日おめでとう)」という直筆のメッセージと、「Shinzo Abe(安倍晋三)」というサインが記されていた。

画像3: ©︎Jack Schlossberg/Instagram

©︎Jack Schlossberg/Instagram

 ちなみに、現在、駐オーストラリア大使を務めるケネディ氏は、米NBC Newsのインタビューに応じ、哀悼の意を表するとともに、「安倍元首相は私に大きな優しさを示してくれました。息子の誕生日会にサプライズで駆けつけてくれたのも、彼の心遣いのひとつです。息子は安倍元首相をリーダーとしてとても尊敬していました。(息子のために)安倍元首相はレストランに駆けつけてくれたんです。(安倍元首相が来ることを)私は息子に伝えていませんでした。突然、安倍元首相がレストランに現れたのを見たときのジャックの表情は、まさにプライスレスでした。(その必要がなかったにもかかわらず)安倍元首相はわざわざそうしてくれたんです。私や私たち家族にとって、とても意味のあることでした」と、安倍元首相の人柄が伝わるエピソードを披露している。(フロントロウ編集部)

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