ここ数年、海外でも話題の「ブリーチ眉」。眉毛の色をブリーチで明るくすることで、メイクが時短できるほか、すっぴんもグッとあか抜けた印象になれるなどメリットいっぱい。一方で、正しいブリーチの仕方をしないと、肌トラブルを引き起こす可能性も…。眉のセルフブリーチで失敗しないためのコツと注意点をご紹介。(フロントロウ編集部)

セレブも注目する「ブリーチ眉」

 いま海外のSNSユーザーたちの間で人気を拡大している「ブリーチ眉」とは、その名の通り、ブリーチ剤で脱色した明るい色の眉のこと。

 ダークカラーの眉よりもあか抜けた印象を与えてくれるほか、眉マスカラやアイブロウパウダーの色がつきやすく、自分のヘアカラーに合わせて簡単に眉の色を変えられるため、メイクの時短にもなると人気が上昇。

 実際にブリーチ眉は、今年に入ってからますます存在感を増しており、トップモデルのジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナーをはじめ、シンガーのホールジー、チャーリーXCX、リゾ、レディー・ガガなど名前を挙げればキリがないほど高い人気を誇っている。

 一方で、気になるのが眉のブリーチ方法。もちろん、ヘアサロンで眉のブリーチを行なうのが一番の理想だけれど、なかにはサロンに行く時間がないなど、できればセルフブリーチしたいという人もいるはず。

 そこで今回は、メイクアップアーティストで、米オレゴン州にある眉サロンBeautysessionの創業者であるモニカ・ニンが、眉のセルフブリーチをするのは自己責任としたうえで、どうしてもブリーチしたいときに心がけるべきポイントを明かした。

眉毛のセルフブリーチするコツ&注意点

 モニカによると、まず眉をブリーチをする前に確認したいのは「肌の状態」。

 ブリーチ剤はもともと肌への刺激があるため、切り傷、擦り傷、日焼け、その他の炎症を起こした状態で使用するのNG。モニカは「基本的にブリーチ剤は肌を乾燥させるので、眉が健康的であることが条件です」と米Byrdieでコメント。肌トラブルがある場合は避けたほうが良いとアドバイスした。

 また、眉毛の毛流れをクセづけする施術「ブロウラミネーション」を行なっている人も、ブリーチ剤を使うことはおすすめしないともつけ加えた。

 もうひとつ重要なポイントは「パッチテスト」。眉毛に使用する予定のブリーチ剤を腕の内側など目立たないところにつけて10分後に洗い流し、その後72時間以内に反応がなければOK。パッチテストが面倒だと思う人もいるかもしれないけれど、眉毛と目の健康を守るためにも絶対に欠かすことができないプロセスだとモニカは強調した。

 パッチテストを終えたら、いよいよブリーチの出番。はじめに、眉周りの皮膚を守るプロテクトクリーム(保護クリーム)もしくはワセリンを塗り、あとは手持ちのブリーチ剤の説明書に書かれたとおりに行なうだけ。ちなみに、モニカいわくブリーチの放置時間は最長でも10分ぐらいで流したほうがいいとアドバイスした。

 きれいなブリーチ眉を作るプロのテクニック。とはいえ、自分で眉をブリーチするのはもちろん自己責任なので最善の注意を払いつつ、慎重に行なうのが鉄則。ほかにも、ブリーチ剤を使わずに眉を明るく見せたい場合は、コンシーラーをスクリューブラシにつけて眉に塗るのもひとつの手なので試してみては。(フロントロウ編集部)

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