『ミズ・マーベル』で主演を務め、自身も大のMCUファンであることを公言している俳優のイマン・ヴェラーニが、マーベルスタジオによる徹底したネタバレ防止対策を称賛した。(フロントロウ編集部)

ネタバレに厳しいことで知られるマーベル

 7月8日にMCUの最新映画『ソー:ラブ&サンダー』が全国公開されたマーベルスタジオといえば、徹底したネタバレ対策をとっていることで知られており、同作の脚本家が登場を把握していなかったキャラクターがいることを証言したり、ウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタンが続投を直前まで知らされていなかったりと、関係者ですら今後のストーリーの展開を知らされていないのは有名な話。

画像: ネタバレに厳しいことで知られるマーベル

 ディズニープラスで独占配信がスタートしたドラマ『ミズ・マーベル』で主人公のカマラ・カーン/ミズ・マーベルを演じるイマン・ヴェラーニも、そんなマーベルの徹底したネタバレ対策に舌を巻いた1人。イマンといえば、MCUの大ファンと公言していることで知られ、『ミズ・マーベル』で対面した時に感動した人たちの1人として、マーベルスタジオのケヴィン・ファイギ社長の名前を挙げるほどのMCUガチ勢。

 作品内に散りばめられたイースターエッグなどを頼りに今後の展開を予想するのもMCU作品の楽しみ方の1つだが、もちろんMCUガチ勢のイマンもファン時代は作品の考察に勤しんでいたそうで、掲示板サイト「reddit(レディット)」にある考察スレッドをよく読んでいたという。

 今回、レディットでファンとのQ&Aに応じたイマンは、レディットの考察スレッドは自分にとって「2番目の家」のような場所だったと認めた上で、「2年ほど前に、『インフィニティ・ウォー』や『エンドゲーム』が公開された頃にそのスレッドから離れてしまった」ことを告白。その理由について、「B.A.R.F.のケースが置かれたセットの写真が、マーベルのセキュリティ・チームによる完全なるミスリードだということに気がついたからね」と説明した。

 B.A.R.F.とは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場した装置で、ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スタークが開発したタイムトラベル装置。2019年に『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されるのに先立って、B.A.R.F.のケースが置かれたセット写真が“リーク”されて話題になったのだが、最終的に『エンドゲーム』には登場しなかった。

 真偽のほどは定かではないが、イマンはこのセット写真について、マーベルスタジオがメディアを翻弄するために創り出したニセの写真だとして、「彼らがそれをセッティングしたの!」とコメント。「今はマーベルのセキュリティ・チームを限りなくリスペクトしてる」と続けて、ネタバレを防ぐために様々な手段を講じるセキュリティ・チームに賛辞を寄せた。(フロントロウ編集部)

 

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