キアヌ・リーブスがサプライズ登場したコミコンで、彼が座る椅子がない! するとキアヌは…?(フロントロウ編集部)

キアヌ・リーブス、椅子がなくても座る

 アメリカのサンディエゴで開催された2022年のコミコンで、キアヌ・リーブスがサプライズ登場し、観客を歓喜させる一幕があった。キアヌが登場したのは、特定の映画や俳優たちのパネルトークではなく、監督たちによるパネルトークDirectors on Directingでのこと。司会を務めた米エンタメメディアColliderの編集長は、“J・ユタ”という人物から質問があると話し始めた。

 これは、1991年に公開された映画『ハートブルー』でキアヌが演じたジョニー・ユタを意識した名前で、彼がそう言ったところ、会場の外から「何?なんだって?」と反応する声が。そして意気揚々と観客の前に歩いてきたのが、キアヌ!

 思わぬキアヌの出現に、会場からは歓声があがった。しかし、彼のサプライズ登場はスタッフたちの間では予定されていたものだと見られるが、彼はほんの少しの登場予定だったためか、ステージ上に彼用の椅子は用意されていなかった。そのため、彼は立ったまま話を続けるかと思いきや、長い付き合いの友人であり、映画『ジョン・ウィック』のチャド・スタエルスキ監督の横で、地面に膝をついて会話に参加!

 “良い人伝説”が何個もあるほど、ハリウッドきっての気取らない優しい俳優として有名なキアヌらしい様子には、トークに参加していた『デッドプール』のティム・ミラー監督も「泣きそう」と言って笑いを誘った。

 資料のようなものを手に持ったまま登場したキアヌは、まるで本当に会議を少し抜けてきたとでもいうかのよう。今回のコミコンでは、『ジョン・ウィック』4作目のティーザー予告がサプライズ公開されたこともあり、キアヌは4作目が世界の様々な国を舞台にしていることについてコメント。

 どこの国を舞台にしているかという話題では、1番初めに「日本」と口にするなど、本作で日本がどれだけ重要かを匂わせた。4作目ではリナ・サワヤマや真田広之、田代良徳らが出演している。

 キアヌがトークに参加したのは、ほんの2分ほどだったが、それでも会場を喜ばせ、ほっこりさせたキアヌの性格や雰囲気はさすが。

 ちなみにキアヌは、別の時間に開催された自身が手掛けるコミックブック『BRZRKR』およびそれを原作としたアニメ&実写映画について話すパネルトークには時間を取って登場。アニメは、日本のアニメーションスタジオであるプロダクションI.Gが制作と担当するそう。

(フロントロウ編集部)

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