暑い夏の日にマクドナルドで見つかったものとは…?(フロントロウ編集部)

マクドナルドで思わぬ事態

 暑い夏が続くなか、予想外すぎるものがイギリスのマクドナルドで発見された。その出来事が起こったのは、イギリス南部の海辺の街ボグナー・レジス。マクドナルドの前を通りかかった地元の住民が目にしたのは、ヘビ! そこで住民はマクドナルドの店員にヘビがいると話し、店員はヘビを箱の中に入れて英国動物虐待防止協会へ連絡したそう。

 この時、マクドナルドの店員も、連絡を受けた協会のスタッフであるハンナ・ニクソンさんも、ヘビの種類はイギリスに多く生息するクサリヘビだと思っていたそう。

 しかし、マクドナルドの店舗へ向かい、実際に箱の中にいるヘビを見たハンナは驚いた。なんとこのヘビは、中央アフリカや南アフリカに多く生息するボアコンストリクターだった! しかも、約150cmもの長さだったそう。

 捕まえられたヘビは傷を負っており、協会のセンターへ運ばれて健康状態のチェックを受けたという。協会によると、ヘビは誰かに飼われていたペットだと見られるそう。

 ニクソンさんが英Ladbibleに話したところによると、「ヘビは完璧な脱走のアーティストで、逃げるために閉じられていないドアや、緩い蓋の隙間を見逃しません」とのこと。さらに、ヘビは夏の暑さで元気になるそうで、飼い主は警戒すべきだという。英国動物虐待防止協会が2021年に受けたヘビに関する連絡は1,200件以上だそうで、夏の時期が最も多かったという。

 イギリスにおいて外来種のペットは人の手によるケアがなければ生き残れる可能性が低いそうで、協会は、もしボアコンストリクターが飼いたいのであれば、必要とされるケアが完璧にできるかどうかを確認するよう警告している。

(フロントロウ編集部)

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