Uber Eats配達員の体験談
家から出ることなくレストランの味が食べられるうえ、アプリも使いやすいとして、ここ数年で日本でも急速に普及したウーバーイーツ。アメリカ発のアプリであるため、海外では昔からチップの支払いもできるようになっており、日本でも2020年についに導入された。
とくにアメリカなどではチップの文化が根づいているため、ウーバーイーツの配達員に関してもチップの金額に関する話題はたびたび話題になってきた。そんななか、ある配達員が受け取ったチップの金額が話題になっている。配達員は米掲示板サイトRedditにアプリの画面のスクリーンショットを公開。
そこに表示されていた金額は…、0.01ドル(約1円)!
もはやチップで1円を選ぶことは可能だったのかという驚きもあるが、この金額はさすがに配達員にとっては不服となるのは理解できる。さらに配達員は、0.01ドルであればチップを払われないほうがマシだとして、「正直に言って、もし2ドル、3ドルのチップを出せないなら、もう(チップを)払うな。配達にチップが払われなくてもすぐに割り切れる。でも12時間が経ってもこの男の顔を殴りたい」という発言も。
さすがに乱暴すぎる物言いだが、だったらいっそないほうが良いという気持ちを理解できる人も少なくないはず。この注文では元々の金額が3.09ドルで、0.01ドルが足されたことによって3.10という多少スッキリした金額になったが、だったら3.01ドルのチップでも良かったはずなうえ、アプリ内の決済で細かい数字はあまり関係ないだろう。
適切なチップの金額というのは判断が難しいが、US Foodsの調査によると、フードデリバリーサービスの配達員と利用者がチップ代として適切だと感じる金額は同じで、4ドル(約530円)だった。
ちなみに、今回はチップの金額が少ないことが話題となったが、超高額なチップを支払われたという体験談も多い。ある配達員は、3.24ドル(約430円)のオーダーで、なんと200ドル(約2万7,000円)のチップを受け取ったという。
(フロントロウ編集部)