ダニエル・ラドクリフにとってはいたずらも良い思い出
シリーズ終了から10年以上経った今も、世界中で愛され続ける映画『ハリー・ポッター』シリーズ。そんな大人気シリーズで最初から最後まで主人公のハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフに、ダンブルドア校長役のマイケル・ガンボンとスネイプ先生役のアラン・リックマンがハリポタ史上に残る「いたずら」を仕掛けていた。
2人が仕掛けたのはおならマシンを使ったいたずらで、そのことが明かされたのは、シリーズ3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の舞台裏映像。ダニエルによると、いたずらにはマイケルとアランのほかに、アルフォンソ・キュアロン監督も一枚噛んでいたという。
「寝袋の中におならマシンが仕込まれていて、マイケル・ガンボンがテイク中にそれを押していたことがわかったんです」
いたずらが決行されたのは大広間でみんなで寝袋で寝ているシーンで、キュアロン監督の指示でダニエルの寝袋は、当時、ダニエルが気になっていた女の子の隣に置かれた。そして、寝袋で寝る生徒役の子どもたちのあいだを歩いていたマイケルとアランが、ちょうどダニエルのところに来たとき、マイケルがおならマシンのスイッチを押し、ダニエルの寝袋から恥ずかしい音が響き渡った。
ちなみに、ダニエルにとっては良い思い出のようで、2014年に米掲示板のRedditで行なったユーザーとのQ&Aセッション「AmA(※Ask Me Anythingの略)」で、『ハリー・ポッター』の撮影現場で仕掛けた最高のいたずらは何?と聞かれたダニエルは、「僕が仕掛けたいたずらではなく、僕が仕掛けられたいたずらを選ぶべきかもしれません。まったくの予想外だったので」としたうえで、自身がアランとマイケルの2人にまんまとはめられた“おなら作戦”をベストないたずらに選出。「たくさん笑いました。多少恥ずかしい思いもしましたけど、めちゃくちゃ可笑しかったです」と振り返っていた。(フロントロウ編集部)