2000年代風リップメイクがトレンドに
いま海外で話題の「フロスティド・リップ(Frosted Lips)」とは、まるで霜におおわれたようなクールな印象のベージュリップのこと。
90年後半から2000年代初期に大流行したリップメイクのひとつで、90年代に一世を風靡した元祖スーパーモデルのケイト・モスやナオミ・キャンベル、パメラ・アンダーソンなどがこぞって取り入れていたことでも有名。
そんな「フロスティド・リップ」がトレンドにカムバック。2000年代に流行したファッションやカルチャー(Y2K)がリバイバルしていることもあり、ツヤ感のあるベージュカラーのリップが再び脚光を浴びている。
今っぽく取り入れるポイントは?
2000年代に流行したフロスティド・リップといえば、マットな質感のベージュリップにラメ入りのリップグロスを重ねるのが定番だったけれど、それだとメイクが古い印象に見えてしまうことも…。
英コスメブランドOPVビューティーの創立者であるオペエミ・アデイエモ氏によると、今っぽいフロスティド・リップのポイントは、まるで自分の唇のようなナチュラル感を出すことだと英Glamourで説明。
少し赤みのあるベージュリップを選んだり、自分の唇に近い色のリップライナーなどを使って唇の輪郭を縁取ったりすると、より洗練された印象に仕上がるそう。
また、ベージュリップに重ねるリップグロスについては、絶妙なツヤ感を演出する「デュオクロームタイプ」のリップグロスを選ぶのがオススメ。
アデイエモ氏は「近年の(ラメ入り)リップグロスには、より優れた光沢感を持つデュオクロームが使用されていることが多いです」とコメント。アデイエモ氏は「これらのリップグロスは、唇にうるおいを与え、長時間持続するように調整されているため、ナイトアウトやカジュアルなランチにもピッタリだと思います」と明かした。
アイシーでこなれた印象のフロスティド・リップ。ベージュリップが苦手だという人は、ブラウンや赤みのあるベージュを選ぶと色浮きしづらいので、気になる人はぜひ取り入れてみては。(フロントロウ編集部)