真田広之がブラッド・ピットとの撮影を振り返る
伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』が原作の映画『ブレット・トレイン』に出演する真田広之が、米NPRのインタビューでブラット・ピットとの共演を振り返った。
アメリカを拠点に活動する真田氏とブラッドは今回が初共演。真田氏いわく、ブラッドは台本にないセリフを言ったり、シリアスなシーンでジョークを言ったりすることが多々あったそうで、「(ブラッドが何を言ってくるかわからず)怖かったので、注意深く聞いていました。次はどんなことをやるんだろうと。笑いを我慢するのが難しいこともありました。キャラクターを維持したまま、リアクションをして、何か言葉を返す必要があったので。だから、どのテイクも新鮮で面白くて、ワクワクしました。完成した作品を見たときに、みんなが私たちのアドリブで笑っているのを見て、良かったと思いました」と言うと、続けて「私の汗は決して無駄ではありませんでした(笑)」、「(笑いをこらえるのは)大変でした。でも、私はこういうコメディが大好きなんです。真剣にやっているけど、お客さんが笑ってくれるシチュエーション・コメディのような感じが。なので、とても楽しかったです」と語った。
本作でブラッドが演じるのは、世界で最も運の悪い殺し屋レディバグ。謎の⼥性から、ブリーフケースを奪うようにと電話越しに指令を受けた彼は、気合たっぷりに<東京発・京都⾏>の超⾼速列⾞に乗り込む。しかし列車には、続々とキャラ濃すぎの殺し屋たちが乗り込んできて、レディバグに次々と襲い掛かる。ブリーフケースを奪ってすぐ降りるだけの、簡単な任務のはずだったのに…。しかし、やがて繋がる殺し屋たちの過去の因縁。真⽥氏が演じるエルダーがレディバグに言う「お前の運命だ」という⾔葉が意味するものとは︖
映画『ブレット・トレイン』は9月1日(木)公開。(フロントロウ編集部)