ジョニー・デップがMTV VMAを象徴するムーンパーソンに扮して登場
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどの代表作で知られる俳優のジョニー・デップが、現地時間8月28日に開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワード(以下MTV VMA)にサプライズ登場して観客を沸かせた。
MTV VMAを象徴するキャラクターで、トロフィーのモチーフにもなっているムーンパーソンに扮したジョニー。
じつは、開催前からジョニーがムーンパーソンの格好で登場することがウワサされていたが、半信半疑のファンも多かった。デジタル技術でヘルメットの中に顔を映し出すという方法で会場に姿を現したジョニーは、「えっと、仕事が必要だったんです」、「誕生日、バル・ミツワー、バト・ミツワー、結婚式、どんなことでもご相談ください。なんでもいいです。あぁ、それに僕は歯医者でもあります」とジョークを飛ばし、観客の笑いを誘った。
ジョニーは、元妻のアンバー・ハードとの長引く法廷闘争が原因でしばらくハリウッドから干されていたが、今年6月、アンバーを名誉毀損で訴えた裁判で勝訴したことで風向きが一変。完全復活とまではいかないものの、今回のMTV VMA出演はジョニーにとってカムバックへの大きな一歩となった。
ちなみに、ムーンパーソンは2017年頃までムーンマンの名で親しまれてきたが、宇宙飛行士に性別は関係ないという理由で、2018年から性別を特定しないムーンパーソンに正式に名称が変更された。(フロントロウ編集部)