名古屋大好きボーイとして知られる世界的DJのスティーヴ・アオキが、10月9日のWIRED MUSIC FESTIVAL出演のため再び名古屋に上陸! スティーヴと東海は深いゆかりがあった。(フロントロウ編集部)

“日本公演は名古屋のみ”という年も

 海外アーティストの来日で人気が高いのはやはり東は東京、西は関西だが、世界で最も稼ぐDJリスト上位常連のスティーヴ・アオキが大好きなのは東海! そしてとくに名古屋!

画像: 公演で「NAGOYA」というプラカードを掲げて記念撮影!©Steve Aoki/Twitter

公演で「NAGOYA」というプラカードを掲げて記念撮影!©Steve Aoki/Twitter

 2013年にアジアをツアーで回っていたときには、日本での公演は名古屋のみ(※)。本人は当時、「今回のアジアツアーで唯一の日本公演が名古屋です。明日、新幹線に乗るのが楽しみです」とツイートしていた。2015年にはジャパンツアーを開催したが、初日が始まる前にまずは名古屋入り。現地で行なわれていたWIRED MUSIC FESTIVALにヘッドライナーとして出演した。

※『Dim Mak Presents STEVE AOKI × MONSTER VIBES EXTRA』というイベント。

父親ロッキー青木の時代からゆかりがある

 では、スティーヴはなぜここまで名古屋大好きボーイなのか? 関係者がフロントロウ編集部に「父親のロッキー青木さんが東海地方にゆかりがあるから」と言うので調べてみたら、スティーヴが2015年に公開したツアー映像でこの件について話していた。

 じつは名古屋は、スティーヴの父親であるロッキー青木こと青木廣彰氏が人類史上初めて気球で太平洋横断を成功させたときに出発地として選ばれた土地。青木氏を含む4人のメンバーが乗った気球“Double Eagle V号”は1981年11月に現在の名古屋を出発し、84時間半ほどをかけて9,283 kmを旅してカリフォルニア州に到着した。

 名古屋には今でも、「4人の冒険野郎」という言葉を使って青木氏らの快挙を祝福したモニュメントが存在しており、スティーヴもそのモニュメントの上に座り記念撮影したことがある。スティーヴはツアー映像のなかで、父親が“カリフォルニア州から日本へ旅した”と少し事実関係を誤って説明していたが、「みなさんここにご覧あれ。俺のクレイジーな父親だ」と感慨深げな様子でモニュメントを紹介していた。

 親の世代からゆかりある土地、名古屋を今も愛するスティーヴ・アオキ。そんな彼が10月9日のWIRED MUSIC FESTIVAL'22で再び名古屋のステージに登場する。チケットはまだ手に入るので、“地球No.1のパーティー野郎”と名古屋でパーティーするのも良いかもしれない。

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